赤坂山 2004年12月3日/晴れ
823.8m/滋賀県マキノ町
マキノ高原(8:05)---赤坂山(9:20)---明王の禿(9:30)---赤坂山(9:50)---寒風(10:40)(11:00)---マキノ高原(11:50)


赤坂山・寒風間の稜線

8:05
6時10分に家を出て、
7時50分にマキノ高原の駐車場に着く。
マキノ高原温泉さらさの右手にある舗装道路から
マキノ高原に入る。
もう師走、しかも平日誰も登る人はいないだろう、
赤坂山独り占めだと心に期しながら高原を歩く。
8:15                                    
高原の舗装された道を10分ほど進むと赤坂山の登山口。   
ここでも熊出没の騒動があったのか「熊出没」の看板がある。 
すぐ木の階段の急登が始まる。                    
                             
急登を過ぎ、緩やかな道に変わる。
登山道は広く快適。
リスがかさこそと音を立てヤブの中を走り回る。
8:45                                    
あずまやの建つ武奈の木平に着く。                
眼下に琵琶湖。湖面がキラキラ輝いている。            
山側は明王の禿の荒々しいガレが目に入る。           
一旦鞍部に下り、沢沿いの道を歩く。
沢の水でのどを潤す。
堰堤を過ぎ、
このまま沢沿いに歩きたいなぁと思っていると、
登山道はから離れ登りになる。
粟柄越から草原の中を山頂に向かう。
9:20
露岩を配した赤坂山山頂
正面に三国山、明王の禿が迫る。
眼下には琵琶湖。
琵琶湖の向こうに伊吹山、霊仙山がかすかに見える。
9:30                                    
一旦鞍部に下り明王の禿へ。                    
荒々しいガレを目の前に見る。                    
 
振り返ると、美しい姿の赤坂山が聳える。              
赤坂山山頂に戻り、すぐ粟柄越に下る。
ここから大谷山への登山道に入る。
この稜線上の登山道はよく整備され快適。
琵琶湖を見下ろしながら、ルンルン気分で歩く。
誰とも出会わず、
この天空の回廊といってもいい登山道を一人占めだ。
去年カタクリの花の咲く頃、この道を大谷山から赤坂山まで
ピストンしたが、その時よりも道が整備されている。          
この広いササ原にたった一人。思う存分闊歩する。      
寒風に近づくと、右手に雲谷山が迫る。
その右奥は日本海だろうか、三方五湖だろうか。
低いササの道を離れ、寒風への登りに差し掛かる。       
寒風手前に休憩に最適なブナ林がある。             
10:40
大谷山とマキノ高原への分岐のある寒風に着く。
ここで今日初めての休憩を取る。
目の前に大谷山の尾根
その後方に武奈ヶ岳を始めとする比良の山々が
展開する。
寒風からマキノ高原に下る。かなり使われた道らしく、
深い溝状の道になっている。 
                          
快適なブナの林を下っていると、下方から人の声。
男性4人が登ってくる。                                 
赤坂山独り占めの夢が破られてしまった。              
11:50
マキノ高原に戻ると
お年寄りがゲートボールに興じていた。
駐車場そばの温泉施設「さらさ」で汗を流す。