雨乞岳・鎌ヶ岳 2004年11月7日/晴れ
1238m・1161m/滋賀県土山町
武平峠(6:20)---雨乞岳(8:15)(8:35)---武平峠(10:20)---鎌ヶ岳(11:05)(11:15)---武平峠(11:50)


雨乞岳

朝3時10分に家を出発、6時10分に武平トンネル前の駐車場に着く。まだほの暗い中登山道に入る。檜の植林地を抜け、自然林の中を行く。アップダウンの続く、沢沿いの気持ちのいい道を辿る。

クラ谷分岐からも沢沿いの道だ。源流近くになると、右の尾根に上がる。尾根に上がると、雑木の中の道から笹の道に変わる。道が1mほどの溝になっており、その上に笹が覆う。まるで笹のトンネルの中を行くようだ。この笹のトンネルが長い。少しかがみ加減に歩いたため腰が痛くなる。やっと笹が低くなり、眺望が開ける。東雨乞岳は目の前だ。

笹が低くなったため、笹についた朝露ですぐズボンの裾が濡れる。しずくがズボンを伝って登山靴の中に入る。登山靴が濡れる前に山頂に着こうと、山頂までダッシュ。山頂に着いて、すぐ靴を脱ぐ。何とか間に合い、濡れずにすむ。

天気は悪くないのだが、霞んで眺望はそれほどよくない。御在所岳や鎌ヶ岳はぼやけて見える。

霞は取れそうにないので、ビールを飲んで、すぐ下山することにする。一気に下山するつもりであったが、次から次と多くの人が登って来て、思ったように進まない。登山口に着くまでに200人強の登山者に出会った。
このまま帰るのでは、物足りないので、鎌ヶ岳に寄ることにする。山頂まで近いためか多くの人が登って行く。最後の岩場を慎重に登り、山頂へ。山頂は人、人、人。ゆっくり休憩する間もなく下山。

湯ノ山温泉の「ヘルシーパル湯の山」で汗を流し、さっぱりしてから、帰路に着く。


鎌ヶ岳

御在所岳 雨乞岳