四阿山・根子岳 2004年10月10日/晴れ
2354m・2207m/長野県真田町
菅平牧場駐車場(6:15)---四阿山山頂(8:20)(8:50)---根子岳山頂(10:00)(10:20)---菅平牧場駐車場(11:25)


根子岳

台風は過ぎ去ったが、あまり天気は良くない。でもせっかくの日曜日どこかに行きたい。ピンポイント天気予報で調べ、晴れが期待できそうな四阿山に行くことにする。深夜1時10分に、家を出発し、6時に菅平牧場駐車場に着く。先行車は一台。でも準備をしていると、次々と車がやって来る。

四阿山・根子岳の周遊コース。まず四阿山に向かう。紅葉したシラカバの林の中をしばらく歩く。高度を上げるにつれて、白い幹のシラカバの中に灰褐色のダケカンバが混じる。徐々に灰褐色の幹が増え、ついには灰褐色の幹だけになる。

台風の影響が残り風が強い。ガスがかかり山頂も見えない。ガスの中で赤く色づいたクロマメノキの葉が目を引く。クロマメノキの実を見つけ、口に入れたところで、登山口に「クロマメノキの実採取厳禁」という立て看板があったのを思い出した。

山頂はガスの中。何も見えない。ガスも切れそうにないし、団体さんがやって来て、それほど広くない山頂が一杯になりそう。それで根子岳に向かうことにする。
根子岳へはツガの林を下る。下りきったところはササの原。今度はそのササの原を登る。先に根子岳に回った人たちが下りてくる。ササ原は風の通り道になっているらしく、容赦なく強い風が吹きつける。ササの原を登り切ると、大きな岩がいくつも現れる。それらの岩を捲くと、根子岳山頂はすぐだ。根子岳山頂もガスがかかっているが、四阿山ほど濃くない。時々ガスが切れ、牧場を見下ろすことができる。

団体さんが続々登ってきたので、下山にかかる。葉を落としたダケカンバやシラカバの中を下り、牧場駐車場に着く。