鳥海山大平より2014年4月29日(水)/晴れ
大平山荘(8:00)---長坂道1660mピーク(9:25)---南折川1450m(9:40)---七五三掛(10:40)---御浜小屋(11:20)---鳥海湖(12:25)--長坂道1660mピーク(13:00)---大平山荘(13:25)


南折川から望む鳥海山

東北遠征2日目は鳥海山。
月山を下山してすぐ宿泊先の大平山荘へ移動。
大平山荘は鳥海山1000m付近に位置する。
夕食なし、朝食にお弁当、昼食におにぎりがつき5000円。
車中泊が苦手な僕にとってはうれしいお値段だ。



今日はTOKIOさんたちに合流する予定。
前日どこから登るのか確認するつもりだったが、
大平山荘に着いてお風呂に入ったら、不覚にも爆睡。
夜間一睡もせず車を運転して来たのだから仕方がないのだが…。
翌日、TOKIOさんに電話すると、出な〜い!
でFさんに掛けなおすと、湯ノ台から出発とか。
湯ノ台?それどこだ?
ま、いいか。山頂付近で合流できるだろ。
ところが、これが甘かった。
地図も、ガイドブックも持ってきていたので、
出発前にちょっと目を通しておけばよかったのだが…。



太平山荘の裏から尾根を辿る。
一度だけスキーを脱ぎ、ブルーラインの壁を這い上がる。
今回はスキーを2本持ってきている。
今日はシール不要のウロコ板。



ブルーラインのゲートが開き、次々と車がやってくる。



すべての車が大平の駐車場を通過し、鉾立に向かう。
鉾立は雪融けが進んでいるから、
スキーヤーは雪のある大平からの方が楽なのにな。



新山に向かう前にちょっと遊んでいこう。
あのピークがよさそう。



おっ、いいな。
山頂に行くよりも外輪山から滑った方が楽しそう。
でも、南面だから雪が緩みすぎるか。



1660mのピークに着くとテレマーカーさんが一人。
一緒に南折川に向かって1本。
いや〜、これがなんとも楽しかった。



外輪山と千蛇谷の分岐、七五三掛に向かって登り返す。



七五三掛に着き、
千蛇谷に下りて山頂に向かうか、
外輪山をシートラーゲンで登るか迷っていると、
携帯が鳴る。Fさんからだ。
八丁坂まで来たが、バテテル人がいて山頂は無理とのこと。
そんじゃ、こっちも山頂に行くのを止め、鳥海湖付近で遊んでいよう。



そろそろ帰るかと思い下りかけたが、
時計を見ると、まだ12時にもなっていない。
Fさんに電話すると、月山森まで来ているとのこと。
ここで初めて地図を出して月山森の位置を確認。
何だ〜、
七五三掛から外輪山を文殊岳まで登れば、
八丁坂方面が見下ろせたんだ。
しゃあない、時間があるから、
月山森が見えるあたりまで登り返そう。
おっ、1660mのピークに結構多くの人が登っている。
余力があれば、帰りにもう一度寄っていこう。



せっかくだから、鳥海湖に向かって1本滑ろう。



月山森は鍋森の陰になって見えそうにない。



さあ、登り返してもう一度あのピークに寄ろう。



もう一度南折川に向かって滑りたいけど、自重しよう。
これから何時間もかけて家に帰らなければならないのだから。



こっちの斜面を滑るだけでも十分満足できそう。



あっという間だけど、楽しかった。
昨日の月山とは全然違い、スキーもよく滑った。



だ〜れもいない緩斜面をゆったりと滑る。



最後は日本海に向かって滑る。



大平コースはだれも登った気配がない。



いいコースなのにな。



駐車場に着くとガラガラ。
鳥海山と言えば人気の山なので、駐車場は一杯だと思ったのに。
まだゴールデンウィーク初日、これから混むのだろうか?

帰りに車の中でFさんと携帯で話す。
Fさんたちももう下りて来たとか。
明日は秋田駒ヶ岳だそうだから、自重したのかな?

さて、明日には母がショートステイから戻ってくる。
無理せず安全運転で家に帰らなければ。

GPS軌跡