大師山 2004年2月21日
550.3m
長山公園(7:35)---山頂(9:25)(9:40)---長山公園(11:20)


大師山

前々から長山公園脇の林道から大師山に登りたいと思っていた。低山なので、サブザックにパンとアクエリアスだけを入れて、家を出る。

長山公園は除雪されていないので、勝山高校の前を通り、長山公園の脇に車を止める。近くにはスキーの跡がある。今でも勝山高校では冬の体育の授業に長山公園でスキーをやるのだろう。

フリートレックを履き、トンネルの上を通り、林道に入る。林道はところどころで杉の倒木が道を塞いでいる。林道が尽きたあたりから斜面を登る。杉林を抜け、樹木のない広々とした所に出る。前方に大師山が聳え立つ。山頂がやけに遠くに見える。

地形図を開き、確認する。左の尾根伝いに作業道がついている。作業道は雪に埋まっているだろうが、尾根伝いに行けば、大師山に着けそうだ。

尾根を歩いていると、有刺鉄線が張り巡らされた作業道らしきものが現れる。このあたりは松の木が多い。有刺鉄線はマツタケの盗難防止のためだろうか。
長山公園近くの林道入り口 作業道
藪に悩まされた尾根を過ぎ、杉林に入り、いよいよ山頂に向かって登る。

杉林の斜面を登ると、小雪崩を起こしているところに出る。ここで左に捲いて尾根に取り付くか、一旦下り斜面を登るか迷う。下に道のようなものが見えたので、一旦下ることにする。

下ってはみたが、道はない。結局は樹木の少ない急斜面を登る羽目になる。キックターンを繰り返し、高度を上げる。帰りは、滑降に最適な斜面になりそうだ。
雪崩 急斜面
山頂に着くが、最近は誰も登っていないようだ。眺めも霞んでいてあまりよくない。

東に経ヶ岳、北に越前甲が見える。眼下には今登ってきた尾根と勝山の町が見える。
経ヶ岳 越前甲
登ってきた尾根 勝山市
登ってきた急斜面を一気に滑り降りる。でも快適な滑りはここだけ。また藪と格闘しながら戻ってきた。