越後駒ヶ岳 2006年11月5日(日)/快晴
2002.7m/新潟県魚沼市
枝折峠(6:10)---百草ノ池(8:00)---山頂(8:55)(9:30)---枝折峠(12:10)


越後駒ヶ岳

今日は大峰山脈の大普賢岳に行く予定だったが、
出かける直前にピンポイント天気予報を確認すると、天川村は曇り。
せっかく遠くへ出かけるのだから、晴れの山に登りたい。
それですぐに頭に浮かんだのは越後駒ヶ岳。
この山は数年前から登りたいと思っていた山だ。
早速天気予報を見ると、魚沼市は晴れ。
急いで準備をして車に飛び乗る。



登山口の枝折峠には5時15分着。
明るくなるのを待って出発。
稜線を歩きだすとすぐ日が昇り始める。



あたりが赤く染まる。



雲海があまりに綺麗なので、何枚も写真を撮っていると、
単独の男性がやって来る。挨拶を交わし、少し話をする。
「山頂まで4時間で登るつもりです」と聞き、驚く。
実は、標高差938mなので、軽く考えていたのだ。
それで写真を撮るのはほどほどにして登りに専念することにする。



展望のきく稜線歩きが延々と続く。
結構アップダウンはあるが、ほとんど高度を稼いでいない。



コースの中間である小倉山の手前に来て高度計を見ると、1280mの表示。
220mほどしか高度を上げていない。でも山頂がかなり近くに見えてきた。



小倉山周辺にはまだ紅葉が残る。



百草ノ池を過ぎてから急に登りがきつくなる。
枝折峠から登り始めて2時間、やっと高度500m稼いだ。
振り返れば、枝折峠が遠くに見える。



前駒で休憩を取るつもりだったが、
山頂が目の前に見えてきたので、一気に登ることにする。



山頂から八海山が目の前。
山座同定を楽しもうと思ったが、
霞がかかっているため遠くの山は識別がつかない。
それでも巻機山や平ヶ岳を同定することができた。



展望を十分堪能、食事も済ませた。
さあ、下山だ。



う〜ん、長い尾根だ。
ゆっくり写真を撮っていると、下山も登りと同じくらい時間がかかりそうだ。


百草ノ池

下り始めると、登ってくる人とぼちぼち出会うようになる。
それでも出会う人が少ない。
シーズンを過ぎると静かな山登りを楽しむことができる。



百草ノ池と荒沢岳



谷の紅葉を眺めながら歩いてきたが、枝折峠近くの紅葉が一番綺麗。

枝折峠は紅葉を見に来た人たちで賑わう。
峠から麓までの10kmは紅葉が見頃。
思はぬところで見事な紅葉を楽しむことができた。