越前甲 第2回/2004年4月6日
1319.6m
登山口(6:50)---山頂(9:50)(10:10)---送電線下(10:40)(11:20)--登山口(11:50)


八反滝と越前甲

今日は、今年やり残してる越前甲・大日山縦走を成し遂げようと思って横倉に向かう。奥太山林道からいつものルートを取るつもりであった。奥太山林道を右に曲がったところで正面に越前甲の山頂近くが見え、左手の尾根を直登すれば、早道のように思えた。地形図も見ず、その尾根に取り付く。
尾根上に出ると、滝が見える。八反滝の上流にある滝のようだ。
左の尾根に取り付く 尾根に着く
尾根は藪がひどい。フリートレックをザックに付けているため藪に絡め取られるようになる。藪を潜り抜けると、今度は尾根が切れ込んでいる。一度鞍部に降り、岩に気をつけながら登る。

いつものルートは夏道と同じ、岩壁の右側を登る。今回は岩壁の左側を登ることになる。今日は登山靴ではなく、兼用靴のため足元が安定しない。枝をしっかり握り、懸垂の要領で体を持ち上げ登る。

隣の尾根へ移り、その尾根を登り、いつも通る稜線に出てホッとする。
尾根が切れている 左に捲く
隣の尾根へ 稜線へ
薮漕ぎがひどかったためストックのリングを片方どこかで失くしてしまった。強い風の吹く稜線を登り、山頂に着く。2時間で登る予定だったのに3時間もかかってしまった。大日山まで急げば1時間ほどで行けそうだが、無理はせず、今日は引き返すことにする。

いつものように石川県側の斜面を滑り降りる。この斜面は僕のようなスキーの下手な人間にも快適に滑れる。爽快、爽快。一気に大日峠の近くまで滑り降りる。
山頂へ 大日山
快適斜面 快適斜面
岩壁 岩壁
送電線が通る広い雪原で岩壁を見上げながら、食事を摂る。今日のルートを確認しょうと、地形図を出す。地形図には今日のルートが鉛筆で引かれている。以前、机上で想定したルートだ。これでは、あの時地形図を出しても、やはり今日のルートを登っただろう。

食事を済ませた後、座禅草が咲いているかどうか確かめに行く。花を咲かせているのは2、3株、まだ早いようだ。
ワサビ? 座禅草