銀杏峰・部子山 2004年3月21日
1440.7m/1464.4m
いこいの森(7:05)---銀杏峰(9:15)(9:35)---部子山(10:40)(11:10)---銀杏峰(12:15)(12:35)---いこいの森(1:45)


姥ヶ岳と能郷白山

前々から登りたかった銀杏峰名松コース。今日あたりが、雪解け具合から時間的にリミットのようだ。登山口の宝慶寺いこいの森に向かう。銀杏峰は山スキーヤーに人気の山。志目木谷には10台近くの車が止まり、多くの人がスキーを取り出し、準備をしている。

いこいの森駐車場に車を止める。小葉谷方面の林道も除雪されているようだ。数台の車が小葉谷方面に向かって行く。準備をして、駐車所脇の林道を進む。

林道をそのままつめればよかったのに、手頃な尾根に取り付いてしまった。これが失敗。雪が少なく、藪が出ていて大変だった。

藪が少なくなるあたりで、右下からスキー跡やツボ足の跡。やがて前方に仁王の松が現れる。
仁王の松 1150mのピークへ
フリートレックに履き替えるのが面倒なので、そのままツボ足で登る。アイゼンをつけなくても十分登れる。
1150mのピークに着くと、部子山がよく見える。
登ってきた尾根 山頂へ
2時間10分で山頂に着く。藪漕ぎをした割には予定より早く着いた。先行者が1人。小葉谷をスキーで登ってきたそうだ。

今日は遠く御嶽山、乗鞍岳、そして穂高を中心とする北アルプスの山々が見える。山々を眺めながら、部子山まで行くかどうか迷う。

お腹がすいたので、アンパンを食べる。アンパンを食べたら急に元気が出て、部子山が近く見える。早速フリートレックを履き、部子山に向かう。
銀杏峰山頂 銀杏峰
荒島岳 白山
部子山への稜線を、白山を眺めながらルンルン気分で歩く。下方を見ると、新しい林道をつめてくる人が3人いる。部子山に行くのだろう。

部子山への急斜面を登り終えて山頂に着く。銀杏峰から1時間5分だ。

食事をしながら、伊吹山や岐阜との県境の山々の眺めを楽しむ。能郷白山、冠山、金草岳、笹ヶ峰、美濃俣丸、三周ヶ岳。素晴らしい山ばかりだ。
部子山山頂 部子山
フリートレックのシールを剥がし、部子山の斜面を滑り降りる。快適、快適。途中でツボ足の人に出会う。
銀杏峰へ向かうためシールを貼っていると、3人の人がやって来る。先ほど林道をつめていた人たちだ。部子山から反射板のある尾根へ滑り降りるそうだ。

銀杏峰に戻り、小葉谷を滑り降りようとしたが、谷を目の前にして、びびってしまった。それで登ってきた尾根を滑り降りて来た。滑りは快適だったのだが、着いたところが小葉谷へ向かう舗装された林道だった。林道に沿って何とか車のところに戻る。

いこいの森駐車場そばのログハウスでおいしいお茶をご馳走になる。先に降りておられた方を交え、3人で山の話が弾んだ。