御前岳慰霊登山2018年2月10日(土)/晴れのち曇り
白弓スキー場(5:45)---ゲレンデトップ(6:30)---御前岳前衛峰(9:10)---野々俣谷源頭1743m峰(9:55)(10:40)---野々俣谷1600m---御前岳前衛峰(11:40)(12:10)---野々俣谷支谷1500m---白弓スキー場(13:35)


野々俣谷と加越国境の山々

山スキー仲間が野々俣谷の枝沢で亡くなって早1年。
今日はTOKIOさんたちと白弓スキー場から慰霊登山に行くことに。

白弓スキー場に着くと、
もうメンバーは出発している。
ヘッドランプを点けて先行するメンバーを追いかける。



ゲレンデトップから樹林帯の急斜面に取付く頃に夜が明ける。



亡くなった仲間がこの谷を一気に滑って行ったなどと…
故人を偲びながら尾根筋を行く。



昨年2月12日の午後から捜索が開始され、
岐阜県警山岳警備隊、民間救助隊、山仲間など多くの人が捜索に当たった。



仲間が遭難した野々俣谷の枝沢の上部。
僕も14日に捜索隊に加わりこの枝沢を1200m付近まで捜索した。
遺体が発見されたのは16日1100m付近だった。



1620mを過ぎたところで行動を中止し…



献花



黙祷を済ませ…次はあの御前岳を目指すはずが…



野々俣谷源頭付近の1743mのピークであえなく行動中止。



表向きは天候悪化が理由だが…



本音は早く野々俣谷のパウダーを楽しみたいため。



野々俣谷を標高差150mほど滑り登り返し
御前岳前衛峰を過ぎ献花した付近ででランチ。



ランチを済ませた後、
故人が滑った野々俣谷枝沢を標高差で200mほど滑り登り返し。



登り返した1570m付近から尾根を滑り…



急斜面へ。
野々俣谷源頭部や野々俣谷枝沢に比べ
急斜面ではかなり雪質が重くなり足に来た。



スキー場の硬いバーンを滑り本日の慰霊登山終了。
みなさんお疲れさんでした。

GPS軌跡

赤---登り   青---下り