南竜と別山

ゴールデンウィークはコロナのせいで国民はステイホーム。
皮肉なことにこういう時に限って晴天が続く。
自粛要請といいながら、最近は半強制の感じがするコロナ地獄。
引きこもり生活が続きやや社会性が欠けて来た
独居老人の僕は今日もノットステイホーム。
白山で憂さを晴らしてこよう。



自粛要請が効いて白山の登山口別当出合は登山者はわずか。
これなら濃厚接触の心配はない。



思ったより雪は豊富。
石段を上がったところからシール歩行開始。



放射冷却でハードバーン。



でも去年と違い雨溝がないためクトーがよく効き歩きやすい。



日が射してきた。



別当谷はまだ滑れそう。



えっ、もう下山。何時に登り始めたの？
深夜の１２時４０分。
ひえ〜、そのころにはこの独居老人は中国ドラマに夢中になってたよ。



別山に引き寄せられるように…



甚之助谷側に移動。



甚之助避難小屋



さあ、ここから怖いトラバース。
無難にスキーを担いでアイゼン歩行で行こう。



カリカリだよ。



おっ、ボチボチ登ってきているじゃん。



ふ〜、無事通過。



ここからシール歩行で直登できそうだけど…



そのままシートラでエコーラインに回り、スキーを履く。



スキーを装着している間に
直登して来た人たちに次々と抜かれてしまった。



白山見えた！真っ白じゃん。



弥陀ヶ原横断中。よいしょ、よいしょ。



室堂到着。



げっ、鳥居が埋まってる。



ガリガリじゃん。氷ってるよ。



風も強いし、高天原で行動中止。山頂は次回でいいや。



高天原から滑走。
バーンは適度な硬さで滑りやすかった。



期待のこの斜面は…



上部は滑りやすかったが、下部は緩んで湿雪になりやや重かった。



ここからエコーライン下部をシールなしの歩行モードでトラバース。



甚之助避難小屋上部の斜面…スキーが安定せずなんだか滑りにくい。
湿雪のせいもあるが、要はヘタッピーなんだ。



滑っていて違和感がある。
なんだこの違和感は…あっ、歩行モードのまま滑っている。
バッカだな。なんだか損した気分。



無理矢理ここまで滑って滑走終了。



市ノ瀬・別当出合の駐車場入口には駐車をお控えくださいの看板が立つ。

今日の自粛破りの車は３０台ほど。
石川・福井ナンバーの車ばかり。みんな無事下山で来たかな？