平家岳 2004年6月16日/快晴
1441.5m/福井県和泉村
駐車場(7:05)---登山口(7:10)---分岐(7:45)---山頂(8:55)(9:30)---駐車場(11:15)


平家岳

面谷橋を渡って左折し、林道に入る。鉱山跡を過ぎ、古い橋を渡る。以前来た時と、完全に雰囲気が変わっている。広場があり、それ以上は堰堤工事のため車は通れない。車を広場に置き、墓の前を通り、堰堤の左側を上がると林道が現れる。林道が二手に分かれるところが平家岳の登山口だ。以前はここまで車が入れた。

右の林道を行くと、やがて沢が現れる。沢にかかっていた橋は取り払われている。沢は水量が少ないので、簡単に渡渉できる。
登山口
沢を渡ると、すぐヤセ尾根の急登になる。ここから分岐までが、平家岳の登りで一番きついところだ。前は真夏に登ったので、辛抱たまらず、途中で休憩を取ってしまった。

大きな檜のそばを過ぎると、まもなく送電線巡視路に合流する。
檜の巨木 分岐
巡視路を左に行く。いったん下って登りになる。檜、ミズナラ、ブナが、強い日差しを遮ってくれ、涼しく、登りであることを忘れさせてくれる。木の間越に荒島岳が見えるようになると、突然目の前に送電線が飛び込んでくる。その送電線を辿ると、最初の鉄塔が現れる。ここからは鉄塔沿いの登り。何本もの鉄塔が現れる。

3つ目の鉄塔あたりで平家岳が目の前に現れる。ここからは水平道。山々を眺めながら快適な歩きを楽しむ。足元にはタテヤマリンドウがあちこちに咲いている。
鉄塔沿いの登り タテヤマリンドウ
6つ目の鉄塔を過ぎ、井岸山を目指す。いったん鞍部に下るが、7つ目の鉄塔を過ぎたあたりでニッコウキスゲが花を咲かせている。
ニッコウキスゲ ニッコウキスゲ
井岸山から平家岳へは、少し下ってから一直線の登りだ。

山頂からの眺めは、山また山。人里らしきものは全く見えない。本当に奥深い山だ。早速地図を出し、山座同定。福井の山は大方分かる。岐阜の山は、伊吹山を中心に据えて、一つ一つ同定する。

屏風山、能郷白山を眺めながら、のんびりビールを飲む。よく冷やしたビールが最高においしい。

奥深い山で、しかも平日なのに、下山中、4人の登山者に出会った。


山頂へ一直線の登り

荒島岳 屏風山、左奥は能郷白山