平家岳面谷鉱山跡より2014年11月19日(水)/晴れ
面谷鉱山住居跡(7:00)---徒渉点(7:10)---巡視路分岐(7:45)---井岸山(9:05)---山頂(9:15)(9:25)---巡視路分岐(10:30)---面谷鉱山住居跡(11:05)


平家岳

今日から3日ほど好天気が続く。
時雨れやすい福井では珍しいことだ。
山に行きたいけど、
1000m以上の山には雪があるだろうな。
ま、いいや。
久しぶりに雪を踏むのもいいだろう。

やって来たのは平家岳登山口のある面谷鉱山跡。
平家岳は10年ぶり。
10年前は堰堤の工事中で広場に車を止めた。
ところがその広場が今はない。
それじゃ、登山口まで…
あらら、流水で道に大きな溝ができていて登山口まで行けない。
しゃあない、歩こう。



面谷源流部を徒渉して尾根に取り付く。



高度を上げていくと、これから向かう稜線に雪が見える。



大きな檜のぞばを過ぎると、まもなく送電線巡視路分岐。



雪が出てきたけど…
ラッキー!踏跡がある。最近、何人か登ったようだ。



あれ、踏跡が…ない。
こんなとこで引き返しちゃったの。
せめてあの鉄塔まで行けば平家岳が見えるのに。



平家岳さん、ご無沙汰しておりました。



井岸山(左)まで登れば、
山頂まですぐだけど、この雪は歩きにくいよ。



井岸山の登りは
雪で埋まっていた藪が起きて来ててこずった。
さあ、山頂まであと少し。頑張ろう。



山頂に着いたら、とりあえず荒島岳をズ〜ム。



さて、それじゃ山座同定を楽しもう。
左から能郷白山・屏風山・姥ヶ岳…右端は部子山・銀杏峰



あれは左門岳かな?



左から荒島岳・経ヶ岳・赤兎山・白山連峰



今日は母がショートステイから戻ってくるので、
のんびりしていられない。
帰るぞ〜。



小平家に向かって登り返し。



雪で結構時間が掛かったな。
雪が切れたら、一気に下ろう。



お墓が一杯。
約100年前には600世帯3000人も住んでいたそうだ。



車にザックを置いたら住居跡を見学していくか。



大正時代、大野町にさえ電気がなかったのに、
ここでは面谷川の流れを利用した自家発電が行われ、
さらには電話や電信まで開通していたとか。
当時その町並みは「穴馬銀座」と呼ばれたそうだから
凄い賑わいだったのだろう。
何十年後かには
日本のあちこちにこんな住居跡が出現するのかな。