法恩寺山〜赤兎山 2004年6月13日/晴れ
1356.7m・1628.7m/福井県勝山市・大野市
法恩寺山登山口(7:50)---ブナ林(9:10)(9:25)---北峰(10:00)(10:15)---大舟分岐(12:15)(12:25)---赤兎山山頂(12:35)(13:10)---赤兎登山口(13:55)


ニッコウキスゲ

Tさんに電話をし、法恩寺山・赤兎山の縦走に誘う。まずTさんの車を赤兎山の登山口(小原駐車場)に置き、僕の車で法恩寺山登山口(中の平駐車場)に向かう。

Tさんは3ヶ月ぶりの山登りなので、ゆっくり登り始める。今日は空気が澄んでいるため法恩寺山山頂から、これから向かう赤兎山がクリヤーに見える。伏拝に向かう登山道の脇にはイワハゼの花が群生している。
法恩寺山頂 イワハゼ
伏拝から経ヶ岳に向かう。最初は下りなので、Tさんも余裕。登山道も歩きやすい。やがてブナ林の中の登りになる。木の間越に取立山や大長山が見え隠れする。経ヶ岳北峰で休憩する予定であったが、ブナ林の途中で早目の休憩を取る。


ブナ

ブナやダケカンバを見ながら休憩 右奥が経ヶ岳南峰
休憩後、親指大の太さのネマガリタケを採りながら、北峰に向かう。経ヶ岳北峰にはほぼ予定通りの時間に着く。
北峰からの眺めは最高。ゆっくり休憩を取って、眺めを堪能することにする。山は、白山はもちろん御嶽山も見える。日本海側は三国港まで見える。これから歩く稜線を見下ろしながら、おやつのバナナを食べる。


赤兎山への稜線、後方は白山・別山

北峰 北峰分岐
稜線はヤセ尾根だが快適。一気に大きな岩のところまで下りてくる。道は岩と岩の間に付いている。太った人は通り抜けるのが大変かも。登山道脇にはグンナイフウロやニッコウキスゲが咲き、目を楽しませてくれる。
岩と岩の間を通り抜ける 稜線上の岩
グンナイフウロ ニッコウキスゲ
大舟山から男性2人が下りて来る。経ヶ岳から六呂師に下るそうだ。

大舟山までヤブもなく、ルンルン気分で来られた。当然このまま気分よく赤兎山まで行けるだろうと思っていた。ところが大舟山からはヤブの連続。Tさんはヤブの中の登りでかなり辛そうだ。

道なりに歩いていたら、小さな池に出て行き止まり。20mほど戻ると、斜面に薄い踏み跡が見える。枝に赤布が付けてあったのだが、見落としてしまったのだ。

小原の駐車場が見えるようになると、大舟分岐は近かった。北峰から大舟分岐までは2時間かかった。2時間全く休憩を取らなかったので、小休止。
大舟山へ 北峰からの下り
駐車場 ゴゼンタチバナ
赤兎山頂には多くの人が休憩している。それで赤兎平が見下ろせるところまで行き、草原に座り、食事を摂る。
このあたりはニッコウキスゲの咲くところだが、まだ全く咲いていない。

登山道を通る人が山名を尋ねるので、一つ一つ説明する。屏風山の名前を尋ねる人が多かった。やはりあの三角形の山は目立つようだ。

お中が一杯になったところで下山。駐車場にはまだたくさんの車が止まっていた。


赤兎平

大長山 野伏ヶ岳