浄法寺山〜高平山 2005年4月15日(金)/晴れ
1052.8m〜1091m/静かな縦走
登山口(8:25)---浄法寺山(10:05)---高平山(11:05)(11:20)---浄法寺山(12:15)(12:30)---登山口(13:30)


イワウチワ

 もう4月半ば、久しぶりに登山靴を履いての山登りをしたくなった。
どこに行こうか迷ったが、どうせならまだ登っていない山に行きたい。
自分の部屋から浄法寺山の方を見ると、まだ雪がある。
それで雪のある時期にしか登れない高平山に行くことにした。



青少年旅行村にある登山口には「浄法寺山 山開き」の横断幕がかかる。
今度の日曜日は天気がいいから、きっとたくさんの人出になるだろう。


青少年旅行村

冠岳までの急登、花や鳥の鳴き声を楽しみながら登る。

山スキーばかりやっていたので、足を上げての山登りは辛い。
登山靴もスキー靴と比べると、なんだか頼りない。

冠岳からの尾根には雪が残る。
ワカンを持って来ているが、ツボ足で登る。


浄法寺山山頂

中々調子が出なかったが、
浄法寺山に着く頃になってやっと調子が出てくる。
それで休憩を取らずに一気に高平山を目指すことにする。


手前が大葉山(1056m)、後方が目指す高平山

雪はたっぷりある。ヤブ漕ぎはしなくて済みそう。
1時間でいけるかな?


高平山(大葉山から)

稜線には一部ヤブが出ているところがあるが、
総じて歩きやすく、一気に鞍部まで下る。


大葉山

鞍部から大葉山を振り返る。
高平山に向かって登っている時に、帽子がなくなっているのに気が着く。
ヤブ漕ぎの時に落としたようだ。


高平山山頂から大日山・越前甲を望む

山頂には雪のテーブルが出来ている。
何日か前に来た人がいるようだ。

お腹がすいたので、雪のテ−ブルを利用して、
コンビニで買ってきたおろし蕎麦を食べる。


大葉山・浄法寺山・丈競山

おろし蕎麦を食べ、ビールを飲んだ後すぐ戻ることにする。

ヤブのところで帽子を回収し、大葉山への尾根を見上げると、何か黒い動く物が見える。
人間ではない、動物のようだ。カモシカのようにも熊のようにも見える。
熊でないことを祈りながら、大葉山に向かう。
黒い物が動いたあたりにはカモシカの足跡が残っていた。


丈競山

浄法寺山で丈競山から戻ってきた人と話を交わす。

今日はかなり汗をかいた。
下山して、清水小場で冷たい水を4杯も飲む。