貝月山 2004年4月18日
1234m/岐阜県春日村
長者の里(7:25)---山頂(9:10)(10:00)---長者の里(11:30)


少将淵

山の名前は覚えているけれど、その標高となると、覚えているのは少ない。僕が覚えているのは、富士山、白山、そして貝月山がぐらいのものだ。なぜ貝月山の標高を覚えているかと言うと、1234mと並びがいいからだ。

その貝月山を長者の里から登ることにしたが、西濃は遠い。勝山から3時間もかかってしまった。

登山口近くで出会った御夫婦に道を聞き先行するが、沢を渡ったところで反対の道に行こうとして、ご主人に注意される。沢を何度か渡り返したり、沢筋を歩いて登るのだが、道がなくなって滝の前に出てしまう。先ほどのご夫婦を見ると、右の方に向かっている。戻ってみると、黄色いプレートで貝月山と指示してある。何を見ていたのだろう。

滝や花を見ながらの快適な登りが続く。沢の水も、新緑も綺麗だ。
長者の里入り口
イワナシ エンレイソウ
ミヤマカタバミ ムシカリ
新しい登山靴を履いてきたのだが、右の靴紐を強く結びすぎて、靴擦れを起こしてしまった。沢を離れて稜線までの急な登りが、靴擦れを起こした右足にはつらい。稜線に出ると、去年登った小津権現山が目に飛び込んできた。

右足を引きずりながら、尾根道を登る。少しでも痛さを紛らすため景色に気をやる。
尾根道 小貝月山
もうすぐ山頂 1234mの山頂
1時間45分で山頂へ。山頂からの眺めは霞んでいるため、期待していた福井県境の山は薄っすらとしか見えない。何とか同定できたのは、能郷白山と三国岳だけだった。岐阜の山では目の前に金糞岳、伊吹山、蕎麦粒山などがよく見えた。

20分ほど遅れて、登山口で出会った御夫婦がやって来た。色々ルートがあるらしく次々と人がやって来る。話を聞くと、1時間で登れるコースがあるようだ。

たっぷり休憩して下山。下りは靴擦れした足にはそれほど響かなかった。登山口に向かう途中で団体を含め、20人ぐらいの人たちに出会った。
伊吹山 金糞岳