猫岳 2006年1月15日(日)/快晴
2581m/広がる大展望
登り:乗鞍スカイライン入口(6:55)---夫婦松展望台(9:15)(9:25)---大崩山(11:15)---山頂(11:35)
下り:山頂(13:00)---乗鞍スカイライン2280m(14:00)(14:45)---乗鞍スカイライン入口(16:35)


猫岳

午前2時に勝原スキー場で高村さんと待ち合わせる。
4時35分に乗鞍スカイライン入口に着く。すぐその後富山ナンバーの車が到着。
4時45分頃、仮眠を取ろうとしていると、TOKIOさんから電話。
「忘れ物をしたから、1時間ほど遅れる。先にラッセルしておいて」とのこと。

6時30分頃、明るくなってきたので、出発の準備。
富山ナンバーの人たちは、僕たちが仮眠を取っている間に、出発したようだ。



久しぶりの山行に高村さんの足が重い。



平湯峠手前で雲海上に白い山が突然現れる。
どこの山だろうと、よく見ると、何と白山だ。
空気が澄んでいるため、やけに近くに見える。



平湯峠で10分休憩後、出発。
高村さんがどんどん遅れる。スキー靴が足に合わないようだ。



先月登った輝山



夫婦松展望台に向かう途中で笠ヶ岳が姿を現す。



槍、穂高と北アルプスの山々が次々と目の前に…



夫婦松展望台に着くと、目指す猫岳が見えるようになる。

足の不調を訴える高村さんにリタイアを勧めるが、
「行ける所までゆっくり登ります」との返事。
それで一人で先に行くことにする。



2200mの地点で雲の写真を撮っていると、突然携帯がなる。
慌てて携帯を取り出す。ベッカムさんからだ。
8時30分にスカイライン入口を出発し、まもなく夫婦松の展望台とのこと。



北アルプスを眺めながら大崩山を目指す。
大崩山近くで先行者3人に追いつく。
トレースの礼を言う。



大崩山に着くと、目の前に穂高が…



十石山(中央、手前は2532m峰)
次はこの山に登りたい。



全くトレースのない猫岳に向かって踏み出す。



山頂から乗鞍は目の前。こんなに近いとは思わなかった。
展望を楽しんでいると、高村さんからTEL。
遅れていた人たちが追いつき、3人が山頂に向かうとのこと。
1時間ほど待つが誰も登ってこないので、
下山しようかと迷っているていると、TOKIOさんが到着。他の人たちはリタイアとのこと。
すぐに準備をし、皆のいる所に向かう。



大崩山の手前で全員合流。
皆のザックがデポしてあるスカイラインに向かって樹林帯を滑降。



スカイライン上でやっと昼食にありつく。
ビールがおいしい。
最後に暖かいコーヒーを頂いて、さあ下山。



スカイラインをショートカットして樹林帯を滑降。
何度も転倒し、雪まみれ。
時には1回転半し、スカイラインに足から無事に着地。



平湯峠からはパリパリのモナカ雪。
スキーがコントロールできず、転倒、転倒の連続。
なりふり構わずボーゲンでやっとスカイライン入口に戻ってきた。

そうそうたる山を眺めながら10時間弱のスキー山行。
充実した1日だった。