竜ヶ岳 2005年1月2日/快晴
1485m/山梨県上九一色村
駐車場(5:55)---山頂(7:05)(8:00)---駐車場(9:00)


ダイヤモンド富士

元日にテレビを見ていると、上九一色村から「ダイヤモンド富士初日の出」を中継していた。ネットで「ダイヤモンド富士」を検索すると、「ダイヤモンド富士」のビューポイントとして本栖湖近くの竜ヶ岳が紹介されている。本栖湖まで約460km。ちょっと遠いけれど、竜ヶ岳の「ダイヤモンド富士」はこの時期にしか見られないので、出かけることに決める。

雪の降る中、11時に家を出発する。高速は雪のため時速50km規制。この規制は北陸自動車道だけでなく、名神高速に入っても続き、愛知県に入る辺りまで続いた。

予報では本栖湖周辺は-11℃。路面が凍結していないかどうかが心配。高速を降りて、本栖湖に向かう車の中で温度計に注意していると、少しずつ下がって行き、ついには-15℃を指す。

キャンプ場すぐそばの駐車場には5時40分に着く。早速準備をして出発する。月や星の明かりで意外と明るく、ヘッドランプを点けずに歩く。登山道には雪があるが、凍結していないため、アイゼンがなくても大丈夫。

樹林帯の中をジグザグに登る。樹林帯を過ぎると、目の前に富士山、麓には朝霧高原が広がる。登山道脇や展望台にはカメラを設置して待機する人たちがいる。その中の一人に話を聞くと、山頂は人が多いからここの方がいいとのこと。


山頂には30人ほどの人たちが場所を確保し、待機。
日の出の時刻には5,60人に増えていた。


7時47分山頂から日が昇る
一斉にシャッターを切る音。そして同時に歓声が上がる。


日が差すと急に暖かくなる。雨ヶ岳と毛無山


南アルプス(農鳥岳・間岳・北岳)
この山並みを背に「ダイヤモンド富士」の写真を撮っていた。


八ヶ岳連峰


富士山と朝霧高原


青木ヶ原の樹海はどの辺りだろう?


朝日を全身に浴びながら下山


本栖湖


キャンプ場そばの駐車場から竜ヶ岳を見上げる

9時に無事下山。このまま帰るのがもったいないほどの快晴。しかしもう一つ登るというわけには行かない。それで中央高速で山々を眺めながら帰ることにする。八ヶ岳、南アルプス、北アルプス、中央アルプスなどの素晴らしい山々を堪能した。