シャクナゲ

今年はなるべくまだ登っていない山に行きたいと思っている。
福井の山の中にも未登の山がある。そのうちの一つが頭巾（とうきん）山だ。
頭巾山は若狭と京都の県境にあり、シャクナゲの綺麗な山。
去年はどの山もシャクナゲが不作だったが、今年はどうだろうか。

若狭は遠い。登山口まで家から１６５ｋｍ、２時間４５分かかった。

林道に車を置き、枯沢に降りる。対岸から登山道に入り、ジグザグに登る。

斜面や登山道脇にシャクナゲが咲き誇る。
綺麗！見事！今年は豊作だ。



どういうわけか急斜面に咲くシャクナゲほど綺麗に見える。
斜面を這って何枚も写真を撮る。



大岩のあたりにはイワウチワの群落も...



ブナの若葉が目にまぶしい。


ブナの雄花

ブナの花が、新葉とともに咲き始めている。
ブナの花は４、５年に１回当たり年があるそうだ。
去年はブナの実が不作で熊が里に出没した。
今年はたくさん花を咲かせ、たくさん実をつけるといいのだが。



山頂手前にイワカガミが１つだけ咲いていた。



祠のある山頂へ


青葉山

山頂からは３６０度の展望。
八ヶ峰を探すが、同じような高さの山ばかりで見当がつかない。



ビールを飲みながら、とろろ蕎麦を食べていると、ギフチョウがアベックで舞う。
時々僕の周りを飛び交い、デートの邪魔をするなとばかりにおでこに頭突きをかましてくる。

帰りにもう一度シャクナゲを鑑賞してから、登山口に戻る。