取立山 第2回/2004年1月12日
1307.2m
国道(8:15)-山頂(10:05)(10:45)---国道(11:45)


白山

昨日、日曜日ははじき初めのお手伝い。疲れが残っているが、あまりに天気がいいので、取立山に登ることにする。

国道脇に車を止めて、準備を始めるが、−5℃でフリートレックにシールを貼る手がかじかんで思い通りに動かない。
林道を歩き始めると、左のほうの斜面を直登している8人のグループがいる。元気な人たちだ。

小屋の前から杉林に入るが、失敗。少し戻って、いつものところから杉林に入り直し、ショートカットする。先ほどの8人がそのまま直登し、右前方の尾根を登って行くのが見える。再び林道に出て、夏の駐車場には45分で着く。やはりフリートレックは速い。

林道が上りになる。2回目の曲がり角で、急斜面を直登して来た人のグループを抜く。8人のグループは列が長くなっており、後方の人はかなり疲れているようだ。
越前甲
稜線に出ると、すぐ目の前に経ヶ岳、後方には越前甲、加賀の大日山が見える。えびの尻尾は見られないが、稜線の樹木には雪がびっしりついており、それに日光が反射してキラキラ輝き、とてもきれいだ。

見晴らしのいい広々とした斜面に出る。休憩するのに絶好の場所だ。でもこの斜面を登れば、山頂は近いので、休憩は取らずに一気に登る。斜面を登り切ると、雪庇が現れる。山頂は目前だ。
広い斜面 雪庇
山頂は360度の展望が広がる。いつもながら空の青と白山の白とのコントラストが素晴らしい。特に今日は快晴なので、それが際立っている。石川方面は遠く日本海まで見渡せる。

8人のグループは30分ほど遅れて到着。急斜面の直登はかなりきつく、疲れたようだ。それでも元気に避難小屋の方に向かって降りて行った。

いよいよ楽しみにしていた滑降だ。雪質がいいせいで滑りやすい。信じられないほどうまくターンが決まる。自分の描いたシュプールを見てにんまりしてしまった。

登ってくる人たちと話を楽しみながらも車のところには1時間で着いた。