鷲鞍岳 2004年11月17日/晴れ
1010.5m/福井県和泉村
登山口(8:00)---展望台(9:00)---林道(9:05)(9:15)---山頂(10:00)---反射板(10:05)(10:20)---駐車場(11:15)


和泉村

和泉村の国民宿舎の裏から杉林に入る。10分ほどで杉林を抜け、雑木林の急登になる。落ち葉だらけの登山道脇にはミズナラの木が目立つ。そのミズナラの根元辺りをビニールが巻いてある。ナラといえば、熊出没の原因ともなっているナラ枯病。そのナラ枯病を防ぐための害虫対策だろうか。

ブナの巨木やブナとミズナラの合体したものを見ながら高度を上げていくうちに、木の間越しに荒島岳が見えるようになる。残念ながら山頂は雲がかかっている。

林道を過ぎて展望台のあるところに出る。なぜか展望台は藪の中。展望台に登っても、植林された杉が伸びて、あまり展望は良くない。そのため利用する人がいないのだろう。

展望台を離れ右側に下り、林道に出る。ここの方が展望がいいので、休憩を取る。母のおやつである大福をくすねてきたので、それを食べながら眺望を楽しむ。眼下に和泉村。目を上げると枇杷倉山と少し白くなった小白山。本来ならその後方に白山が見えるのだが、今日は雲がかかり見えない。

ブナ林の中のよく整備された登山道を歩き、山頂への登りになると、右後方にダム湖と反射板のある細谷又山が見える。前方に見えるのは平家岳だろうか。

山頂は雑木に囲まれて展望はよくない。それで少し下って、反射板のあるところで休憩を取ることにする。九頭竜ダムが真下だ。積雪時に登りたいと思っている野々小屋山や大谷山が目の前だ。野々小屋山の奥には毘沙門岳や大日ヶ岳が見える。

帰りは役場前コースを下る。急な下りを慎重に歩き、川沿いの林道に出る。林道を歩いて車のところに戻る。


落ち葉の登山道


ブナとミズナラ


ブナ


木の間越に荒島岳


ヤドリギ


ヤドリギの寄生したブナ


ブナとミズナラの林


ミズナラの林を通り山頂へ


細谷又山


ブナを見ながら下山