夜叉壁と紅葉

なぜだろう。
秋に夜叉ヶ池に行った記憶がない。そんなはずはないのだが…。
まあ、いいか。
行った記憶がなければ、行けばいいだけだ。



福井県側の登山口は標高は５００ｍほど。まだ葉はほとんど緑色。
高度を上げていくと、徐々に黄色い葉が増えてくる。
ただ陽が差し込まないため色はさえない。
陽が射している稜線だけが素晴らしい色づきで目を引く。



池に近くなってやっと陽が差し込んできた。



夜叉ヶ池周辺の紅葉は終盤。



岐阜県側は陽があったっているので、紅葉が綺麗。
それで少し下ってみることにした。



昇龍の滝
水量が少ないので、滝といった感じがしない。



どこまで下ろうか迷っていると、御夫婦が登ってくる。
「紅葉の眺めはどのあたりがいいですか」とたずねると、
「幽玄の滝の少し下あたりがいいですよ」と言われる。



夜叉壁
う〜ん、素晴らしい。



ブナ



分岐まで戻り、
監視カメラのあたりまで登る。



三周ヶ岳まで行くつもりだったが、今日はもう十分満足。
池のそばでビールを飲みながらのんびり過ごす。



帰りは福井県側にも陽が差し込み、紅葉が楽しめた。


ハウチワカエデ

秋の夜叉ヶ池、今度こそしっかり記憶に残りそうだ。