銚子ヶ峰・一ノ峰 2004年6月2日
1810.4m/1839m
登山口(6:00)---神鳩ノ宮避難小屋(7:05)(7:25)---銚子ヶ峰(8:00)(8:05)---一ノ峰(8:35)(8:55)
---銚子ヶ峰(9:30)(10:00)---登山口(11:20)


石徹白の大杉

銚子ヶ峰に登るのは4年ぶりだ。和泉村から県道朝日線に入り、石徹白へ向かう。朝日線は通行止めのことが多いのだが、今日は通れる。これで白鳥経由よりも30分ほど短縮できる。

駐車場に車を停め、420段の階段を登り切ると、大杉の前に出る。大杉からはよく整備された登山道が続いている。この道はかつての美濃禅定道にあたる。50分ほどで「おたけり坂」という急坂に差し掛かる。おたけり坂途中の「雨宿りの岩屋」から振り返ると、野伏ヶ岳が目に飛び込んでくる。

神鳩ノ宮避難小屋が新しくなっている。4年前に来た時は今にもつぶれそうな避難小屋だった。中を見せてもらったが、とても綺麗だ。こんな小屋で泊まれたら気持ちいいだろうな。

小屋の前には男性が一人。鯖江の方で、三ノ峰まで行かれるとのこと。
野伏ヶ岳 神鳩ノ宮避難小屋
避難小屋から左に曲がるように登る。展望が開けて、薙刀山、野伏山、和田牧場跡そして石徹白の集落が視野に入る。母御石のそばに立ち、展望を楽しむ。

母御石から少し登ると、笹に囲まれた道の向こうに銚子ヶ峰が現れる。
母御石 銚子ヶ峰
山頂からの展望は抜群。今日は空気が澄んでいるため、眺望がよく効く。御嶽山、乗鞍岳、穂高、槍ヶ岳、薬師岳、立山などそうそうたる山が展開している。


三ノ峰・別山

銚子ヶ峰山頂 手前から日岸山・薙刀山・野伏ヶ岳
乗鞍岳 御嶽山
さらに一ノ峰まで足を延ばす。ミヤマキンポウゲ、ハクサンチドリ、キヌガサソウなど高山植物が咲き始めている。
山頂からは三ノ峰、別山が目の前だ。赤兎山や大長山がいやに近くに見える。ビールを飲みながら、ゆっくり山座同定を楽しんだ。

銚子ヶ峰の手前で神鳩ノ宮で出会った鯖江の方としばらく立ち話をした後、一気に登山口に向かって下る。
一ノ峰 願教寺山

銚子ヶ峰・一ノ峰の花


ハクサンチドリ

ミヤマキンポウゲ コバイケイソウ
キヌガサソウ ツマトリソウ
ノウゴウイチゴ ミヤマタンポポ