大普賢岳 |
2007年5月13日(日)/曇りのち晴れ |
1779.9m/新緑の無双洞コースを下る |
和佐又ヒュッテ(6:35)---山頂(8:35)(8:50)---七曜岳(10:30)---無双洞(11:30)---和佐又ヒュッテ(12:50) |
大普賢岳
北日本の天気の回復が遅れているので山スキーは無理と判断し、
天気の回復の早そうな西日本の山に行くことにする。
山スキーに未練を残しながら深夜12時に家を出る。
目指すは大峰山系の大普賢岳。
昨年秋に来たときは強風が吹き荒れていて登頂を諦めた。
今日も風が強い。
芽吹き始めたブナの林の中を30分ほど歩く。
風がうなり、木々がざわめく。
伯母峰への分岐から左に道を取り、
しばらくは窟めぐり。
絶壁沿いに進む。
笙ノ窟
稜線に出る。
風が心配だったが、あまり影響なさそう。
小普賢岳の後方に大普賢岳が見えてきた。
天気の回復が遅れているため、せっかくの素晴らしい眺めが…。
大普賢岳の春は遅いようだ。
まだシャクナゲが花を一つもつけていない。
山頂からの山座同定を楽しみにしていたのだが…。
はっきり見えるのは山上ヶ岳と稲村ヶ岳ぐらい。
待っても晴れそうにないので帰ろう。
帰りは、奥駈道を七曜岳まで行き、無双洞へと下る。
西風が吹き荒れ、寒い。
水太谷を覗く。
晴れていれば、新緑が映えて綺麗だろうな。
帰りは、あの新緑の中を歩く。楽しみだ。
変化に富んだコースで中々楽しい。
花がなくて寂しいなと思っていたら、
七曜岳でキバナシャクナゲが咲いていた。
七曜岳から歩いてきた稜線を振り返る。
無双洞へは急な下りが続く。
ミヤマシキミ
緑がまぶしい。
無双洞
上下に2つの穴がある。
上の穴は150mも続いているそうだ。
水簾ノ滝上部の岩の上に咲くヒメレンゲ。
さあ、登り返しだ。
和佐又山のコルに向かって新緑の中を歩いていると、
ヤマシャクヤクがいっぱい咲いている。ちょうど見頃でラッキィ。
登山口まで戻ってきたら、
晴れ上がった空に大普賢岳が聳え立っていた。