芽吹くブナ

福井の山でまだ滑れそうなのは…越前甲と赤兎山くらいかな？
う〜ん、どっちにしよう？



あまり迷うことなく楽ちんな越前甲に行くことに。



わ〜お、わ〜お、北面のブナが芽吹き始めている。
こういう色をなんて言うんだろう？
萌黄色？



ひゃ〜、綺麗だな！
向こうの尾根のブナの根開きが素晴らしい。
帰りにもっと近くで見よう。



もうすっかり雪庇が消えている。



山頂到着。
さすがに厳冬期と違い残雪期は到着時間が早い。
よし、時間はたっぷりあるから、加賀大日山まで足を延ばそう。



稜線から見た越前甲



このピークはスキーを脱いで登山道を歩く。



加賀甲を眺めながら…



加賀大日山山頂へ。



山頂には石川県側から２人の登山者。



しばらくおしゃべりを楽しんだ後、
さあ、戻ろう。



帰りはスキーを脱ぐのが面倒なので、
一旦この谷を滑り、稜線に登り返すことにしよう。



雪面は少し荒れているが、そんなの気にしちゃいられない。



この辺から登り返すか。
ウロコ板だけど、シールを貼ったほうがいいかな。



ひ〜、やっと登り返した。
シールを貼らずに登り返したけど、
スリップの連続でちょっときつかったな。



あっ、越前甲に人がいる。



越前甲からお楽しみの滑降は
登って来た北面ではなく…



この急斜面。
あのブナの新緑に向かって一気に滑ろうと思ったが…



ちょと待て、ちょと待て…やべ〜、雪が切れてる？
なんだか沢の音がする。もしかして滝？



スキーを脱いでキックステップでなんとか隣の斜面に這い上がる。
よし、こっちの斜面はなんとか雪が繋がっているぞ。



あっ、やっぱり滝が出ている。
あのまま滑らなくてよかったね。



さあ、新緑を眺めながら気持ちよく滑ろう。



う〜ん、気持ちいい。
雪たっぷり。５月に入っても滑れそう。



見たかったブナの根開き（ネアキ)。



夏道のある尾根を越えたら、次は南面の谷を滑ろう。



げっ、こりゃ、落ちたばっかりだ。



夏道沿いの谷を滑って行くと、
登山者が３人。
車のところまで話し相手ができて楽しかった。