越前甲 |
2007年3月23日(金)/快晴 |
1319.6m/北面滑降 |
神社奥除雪終了地点(6:45)---1180m(9:55)(10:00)---神社奥除雪終了地点(11:00) |
岩壁
越前甲の石川県側斜面は例年5月頃まで雪が残っている。
今年がいくら寡雪でも、今ならまだ滑れるだろう。
神社奥の通行止掲示板から20mほど行った所で雪が出てきたので、
車を止めてスキーを履く。
道路の雪はかなり融けているので、来週には八反滝の登山口まで車が入りそうだ。
送電線巡視路のある岩壁の前は沢が出ている。
いつもは大日峠から延びている、夏道のある尾根に向かうのだが、藪が出ていて大変。
それでつい岩壁の右端から近道をしようという気になってしまった。
下から見たときは、やや急だが、左から捲いていけば行けそうな気がした。
岩壁横を通過中。
ここまで登ってきて、判断が甘かったことに気がつく。
斜面が急でキックターンがままならない。
仕方がないので、スキーを外し、ツボ足に。
雪が腐っていてグサグサ。厳冬期でもないのに、膝上までのラッセル。
やっと尾根が見えたと思ったら、
まだもう一つ奥だった。
さらに、もう一つ奥だった。
スキー靴に雪が入り、もうグジュグジュ。
やっと夏道のある尾根に着き、ホッ。
大日山と帰りに滑る予定の斜面。
1180mで行動中止。もう山頂なんてどうでもいいや。
さあ、苦労した分、滑降を存分に楽しもう。
下部は雪が腐り、かなり重くなっていたが、概して快適だった。
夏道の尾根から送電線下までが藪と重い雪でまた一苦労。
今年の福井の山での山スキーは一筋縄では行かない。