越前甲〜大日山 |
2006年4月18日(火)/晴れ |
1319.6m・1368m/稜線を行く |
登山口(6:30)---越前甲(8:35)---大日山(10:20)---越前甲(11:45)---1180m(11:55)(12:10)---登山口(12:25) |
大日山
越前甲には初めて登った時、いつかは大日山まで縦走しようと思った。
あれから何年経っただろう。
今日こそは…
いつものように岩壁の前を通り稜線に向かう。
稜線の近くでカモシカ君がこちらを見ている。
思わず「こんにちは」と手を振る。無視された。
迫力ある岩壁
トラバースして大日峠から延びる尾根に到着。
夏道が一部出ている。
いつもはスキーをザックにつけて背負うのだが、
今日はスキーを履いたまま登る。
やはりスキーを背負ってツボ足で登るんだったと、
後悔しながら急斜面を登りきる。
でもまだ山頂手前に急斜面が…
雪庇はかなり大人しくなっているが、
亀裂が入っていてちょっと恐い。
さあ、今日こそはあの山まで行くぞ。
結構アップダウンがあるので、
ピークをはずして行こうと思い、トラバースする。
ところがこれが大失敗。
雪が緩んでいるためスキーがずれて何度も滑落しそうになる。
そしてとうとう急斜面で…滑落!
10mほど滑落してブナの木の下の亀裂に頭から落ちる。助かった!
危険なトラバースを止めて、スキーを背負いツボ足で歩く。
ああ、やっと山頂だ。
無理なトラバースをしたので、予定より時間がかかってしまった。
ツボ足の単独男性が加賀甲に向かって下りて行く。
真砂の林道は通れるようだ。
山頂から越前甲と歩いてきた稜線を振り返る。
越前甲の左に、帰りに滑る斜面が見える。
斜面をズーム。
さあ、早く戻ってあの斜面を滑ろう。
加賀甲
加賀甲からスキーヤが一人。
今夜は小屋に泊まってスキーを楽しむそうだ。うらやましい!
稜線から望む越前甲。
大日山や加賀甲に比べ迫力だけは負けていない。
山頂は雪融けが早い。
山頂は風が強いので、1180m地点まで下って食事。
ああ、ビールがうまい。
さあ、楽しみな滑降だ。
快適!ザラメ雪だ。
急斜面を一気に滑り降りてきた。
この後登山口まで滑り続ける。
何と食事をしたところから15分しか経っていない。
大日山縦走も果たし、滑降も最高。
大満足のスキー山行だった。