清々しい朝

母がショーステイ中なので、久しぶりの遠征。
行き先は最近何かと話題の多い富士山。
我が家から登山口まで約４２０kmあるけど、
高速代が惜しいのでなるべく一般道を通って目的地に向かう。
１９日午前７時４５分に我が家を出発。



富士宮ルートの夏期マイカー規制は１９日午後５時に解除。
規制区間入口にはまだ４時３０分なのに、
５時の規制解除を待ってもうこんなに車の列ができていた。



登山口に最も近い駐車場に車を入れ、
早速登山口付近の散策にでかける。
もう５時半を過ぎているのに、続々と登山者が下りてくる。
結構よれよれの人が多く、
登山口付近で足を取られてこける人が何人もいた。



富士宮ルートは富士山の登山ルートで最も短いルート。
山頂が意外と近くに見える。
標高差約１４００m、休憩を取らずに一気に登れば、
３時間で登れそうな距離だ。



６時１５分サンセット。



９時過ぎ、車でサマーレスキューを見てのんびり過ごしていると、
外でヘッドランプをつけて夜間登山に向かう人の話し声が聞こえる。
仮眠を取って１時に出発予定だったが、
あまり眠れないので、もぞもぞ起き出して１２時過ぎに登山開始。
７合目を過ぎた辺りからもう渋滞が始まる。
さすが夜間登山のメッカだ。



山頂には３時１０分に到着。
寒い！
長袖３枚重ね着の上に雨具を身につけているのだが、
寒くてさらにフリースを上から羽織る。
それでも震えが止まらない。
４時過ぎ東の空が赤く染まりだす頃が寒さのピーク。



今朝は最高の天気。
相模湾、三浦半島、横浜、東京、そして房総半島まで見渡すことができる。



５時サンライズ。



恒例のバンザイ。



山頂の喧騒から逃れ、お鉢めぐりへ。



影富士と後方に南アルプス。



雲海に浮かぶ八ヶ岳。



お鉢の底から見上げる剣ヶ峰。



関東の山は未踏の山が多いので、
山座同定が難しい。
後方に見えるのは奥秩父の山々。



は〜、素晴らしい眺めだ。
山中湖は雲に埋まり、その後方に丹沢山地が延びる。



吉田ルートからの登山者で賑わう久須志神社頂上。



さすがに日本一高い山、眺めは抜群だ。
後方は伊豆半島。



一周して浅間大社頂上に戻ってきたが、
人、人、人で大混雑。



さあ、涼しいうちに下ろう。



登る人、下る人で大賑わい。



最近の富士山登山の人気は凄い。
平日なのに、
５５０台収容の駐車場は満杯で
路上３ｋｍ先まで車の縦列駐車ができていた。