天狗原へ

ゴールデンウィーク前半は天気が不安定で
前日までどこに行くか迷っていると、みれさんから、
１日からの雪稜登山が悪天候で中止になったとのメール。
それでは悪天候でも比較的危険の少ない白馬乗鞍に一緒に行こうということになる。
栂池高原スキー場のリフト乗り場に行くと、声が掛かる。
なんとTOKIOさんだ。
TOKIOさんたちは昨日から白馬に来ていたのだが、
天候はかなり荒れたとのことだ。
白馬大雪渓では雪崩があり、１０人が巻き込まれ、
１人が亡くなったと聞いた。
今日は無理せずに行こう。



久しぶりにTOKIOさんたちと御一緒できるかと思ったのだが、
ロープウェイを降りたときにはもういない。
どこに行ったのだろう。



天気予報では曇りだったのに、
最悪の雨だ〜。



雨の中を多くの人が登ってくる。



雨は一時的なものかと思ったが、一向にやむ気配がない。



今日は気温が上がると思ったので、
オーバーパンツをはいてこなかった。
そのため下半身はずぶ濡れ、冷た〜い！



雨はどんどんひどくなるが、
この大斜面を滑りたいので、とにかく稜線まで頑張ろう。



稜線に近づくと、強風が襲う。



岩場の陰でシールを剥がして、
さあ、早く風のないところまで滑ろう。



雪は雨でシャーベット状というか、水分を多く含んだ新雪のようというか、
とにかくスキーが引っかかって滑りにくかった。
リフトに乗って下山に掛かると、雨に加え雷まで鳴り出した。
北陸自動車道では土砂降り。
まあ、よくこんな日に山スキーに行ってきたものだ。
僕たちは早く下山してきたからよかったが、
下山が遅くなった人はひどい目にあったのではないだろうか。