砂防新道を行く

shonさんと行くバックカントリー、
先週は御嶽山の予定だったが、あいにくのお天気で中止。
今週は車が別当出合まで入れるようになった白山だ。



わ〜い、快晴だ。



ボードの彼は今日が初の登山。
初めての登山が白山とは…それもボードで。
僕が初めて白山に登ったのは、登山を始めて3年目…
もちろん夏山だった。



別当覗きと甚ノ助避難小屋の中間あたりで
やっとシール歩行。
スキー組は荷が軽くなるが、
ボード組はまだまだ苦行が続く。



あれ、雲が出てきたぞ。
今日は知り合いによく会う。
十二曲がりの手前でやのけいさんに、
水屋尻雪渓では越前甲でよくお会いするテレマーカーKさんにお会いした。
お二人とも残り少ないバックカントリーシーズンを楽しんでおられた。



わっ、一気に天気が怪しくなってきた。



室堂には寄らず水屋尻雪渓を詰める。
心配したボードの彼がなんと先頭を行く。
やはり若い人は体力があるなあ。



ふ〜、やっと水屋尻雪渓を登り詰め六地蔵跡に到着。



山頂付近ではコメバツガザクラが開花し始めている。
いよいよ白山も高山植物の時期を迎えるんだ。



空身で山頂へ。
ボード組のみなさんお疲れさんでした。



山頂到着は僕らが最後。
ツボ足の登山者はどんどん下山していく。



六地蔵跡に戻ってお楽しみの滑降だが…ガスが…。
ガスが少し切れたところで弥陀ヶ原に向かって急いで滑降開始。
雪渓はもう完全に夏の雪渓で硬くガタガタ。
とても快適とは言えないが楽し〜。



弥陀ヶ原に着いたところで一気にガスが覆う。
赤布のついたポールを頼りになんとか黒ボコ岩に移動。
黒ボコ岩から別当谷源頭を少し滑る予定だったが、
ガスだけでなく雨やあられまで降り出したので断念。
十二曲がりの登山道をスキーやボードを背負って下る。



十二曲がりを下り終えた途端、天気が回復。
一体何だったんだ…。
ま、いいか。
気を取り直して最後の滑りを楽しもう。
この斜面が本日最も滑りやすかった。



は〜い、お疲れさん。



白山初登頂おめでとう。
本当に本当にお疲れさん。



shonさんと行くバックカントリーは今日が最後かと思ったら、
来週はまた立山だって。
それじゃ、shonさん、来週また立山で。