湯の谷

ゴールデンウィークは高速料金が半額なので、
遠出をしようかと迷っていると
kyuちゃんから湯の谷への誘いのメール。
毎日がゴールデンウィークの僕には
遠出はいつでもできる。
今年のゴールデンウィークは近場の白山で
のんびり山スキーを満喫することにしよう。



市ノ瀬から多くの人が別当出合に向かう。
そんな中にバイクに乗ったゲンゴロウさん夫妻も。
石段を上がった所で追いつき、話しながらシール歩行を開始。
ところがウロコ板と間に合わせの幅の狭いシールの組み合わせのため
ガチガチの急斜面ではシールが効かず悪戦苦闘、
あっという間にゲンゴロウさんたちと離れてしまった。



それでもなんとか甚ノ助避難小屋まで登って来たが…



弥陀ヶ原までの急斜面はとても登れそうにないので、
スキーをザックに装着しアイゼン歩行。
白山でアイゼンを使用するのは初めてだ。



エコーライン上部に出るとこの光景。
この時点では快晴で
北アルプスから御嶽山までよく見渡せた。



kyuちゃんたちは前日から室堂に泊っている。
時計を見ると９時１５分。
なんとか待ち合わせ時間の１０時に間に合いそう。



室堂に着いてしばらくすると、
雪が緩んだ東面でスキーを楽しんでいたkyuちゃんたちが戻ってきた。



湯の谷に滑り込む斜面は北に面する。
雪面の緩むのが遅れるだろうということで
室堂でたっぷり休憩を取った後に出発。



六地蔵跡からシール剥がして滑降。
案の定北に面する斜面はほとんど緩んでおらずガチガチ。



湯の谷のエントリーポイント。
まだガチガチの斜面を、
御嶽山での滑落を思い出しながら慎重に滑る。
ガリガリ、ガリガリ、ガリガリ…



今日のメンバーは女性３人。
スキーインストラクターのTさんはガリガリ斜面を物ともせず果敢な滑り。
スゲー、スゲー、スゲー！
まだスキー歴の浅いHさんは
最近先輩に連れられてスキーを担いで白馬主稜を登り
大雪渓を滑って来たとか。
いやはやkyuちゃんを始めタフな女性ばかりだ。



白山釈迦岳への登りは
雪が緩んでいてウロコ板で楽に登れた。



白山釈迦岳で白山と滑って来た湯の谷を眺めながら遅めのランチ。



２日前に登った別山。楽しかったな〜。



いつか登ろうと思いながら未踏のシゲジ。



今日の白山釈迦岳は多くの人が行き交う。
その中に滋賀から見えた女性２人。
彼女たちと話していると、なんとYさんと同じ山岳会。
こういう偶然があるから山での語り合いは楽しい。



たっぷりおしゃべりを楽しんだ後はいよいよ丸岡谷。



縦溝だ〜！



いつもスリリングな滝の脇の斜面。



1300m付近で登山道に合流。
今日は女性３人と楽しい山スキーでした。
ありがとね、またよろしく。