白山御来光登山2017年8月6日(日)/曇り一時雨
市ノ瀬(0:00)---別当出合(1:10)---甚之助避難小屋(2:45)---室堂(3:55)---山頂(4:35)(5:20)---室堂(5:45)---殿ヶ池避難小屋(6:55)(7:25)---別当出合(8:45)


お花畑

日本の夏、緊張の夏。
日本の夏は高温多湿で危険が一杯。
戸外でなく部屋の中にいても熱中症になるというのだから嫌になる。
最近は、そんな暑い夏の登山は控えるようにしているのだが…
部屋にいて他の人のブログを見ていると、やはり山に行きたくなる。
山に行くなら涼しい夜間登山がいいかな。
久しぶりに白山に御来光を見に行くことにするか。



土・日は交通規制のため市ノ瀬から出発。
月が出ていて明るく歩きやすい。
ただ雲が多く、御来光が見られるかどうか怪しい。



4時前に室堂に到着。
日の出は4時50分頃だから十分間に合うと思ったら…ひぇ〜、大渋滞。
こんな渋滞は富士山の御来光登山以来だ。



千客万来
多くの登山者が山頂で日の出を待つが…



雲が厚く一向にお日様は顔を出さない。
こりゃあ不発だなと思い、
5時20分頃に下山の準備を始めると…
大きな歓声が上がる。



一瞬雲の上にお日様が顔を出した。
う〜ん、これが御来光と言えるかどうか疑問だが、
とりあえず、心の中でバンザ〜イ、バンザ〜イ。



3日ほど前に不注意で右足の拇趾の上に重いカメラを落とした。
そのせいで爪の下に内出血ができ下山の時は
拇趾が登山靴に当たるたびに痛む。
我慢、我慢。



室堂に着く頃には小雨が…なんという天気だ。



雨に濡れるチングルマの穂。



ミソガワソウ



下山は観光新道。
おっ、雨が止んだ。のんびり花の写真を撮りながら下ろう。



ハクサンコザクラ満開。



シナノキンバイ



クロユリ



ハクサンイチゲ



オタカラコウが目立つ。



ヨツバシオガマ



タカネマツムシソウ



タカネナデシコ



イワオウギてんこ盛り



馬のたてがみ付近はハクサンシャジンが大豊作。



エゾシオガマ



ホシガラス…黒色の体に浮かぶ白い模様が星に見えることからこの名前がついたとか。



う〜ん、足のつま先が痛い。
殿ヶ池避難小屋で休憩して拇趾の爪の状態を見ることにしよう。



虹を眺めながら朝ご飯を食べていると、また雨が降り出した。
本格的に降り出したので、避難小屋に入り、拇趾の状態を見る。
テーピングしたテープが赤くにじんでいる。
内出血した血がしみ出したようだ。



雨が小雨になったので、小屋を出発。



始発バスの登山者が次々と登ってくる。
その中にはkyuちゃんも。ガスってもう姿が見えね〜や。



内出血の血が抜けたせいか拇趾の痛みが消えた。
これで一気に下れそうだ。



別当出合に着く頃には青空が…なんという我が儘な天気なんだ。