白山御前峰〜南竜〜油坂の頭2019年5月10日(金)/晴れ |
別当出合(4:55)---甚之助避難小屋(7:15)---高天原(9:30)---御前峰(10:00)(10:35)---南竜(10:50)---油坂の頭(12:15)(12:40)---南竜(13:25)---甚之助避難小屋(14:15)---別当出合(15:55) |
御前峰
前回の白山でやり残したことがある。
それは前々からペンディングの状態にある油坂の頭からの滑走。
今日の白山行は油坂滑降が一番の目標だ。
きゃ〜、今日もガチガチだ。クトーが全く効かない。
他のスキーヤーはみんなスキーを担いでいる。
板を担いだスキーヤーやツボ足登山者に次々と抜かれるが…
もう意地でもシール歩行で行くぞ…
な〜んて言ってたけど、体力を消耗するだけ。
ここからはスキーを担いで靴アイゼンで行こう。
体力を消耗したら、あの油坂の頭まで行けないもんね。
いつもは左の水屋尻雪渓から行くが、
久しぶりに右から高天原経由で行くか。
高天原までもうちょい。
高天原で雪が切れたので、一旦板を外し担いで登山道を歩く。
雪が出てきたところでまたシール歩行。
よいしょ、よいしょ。
ここをシール歩行するのは久しぶりだな。
奥宮が見えてきた。
山頂到着。
すぐ南面滑降の予定だったけど…
あまりに景色がいいので、たっぷり休憩を取ってしまった。
さあ、南面滑降だ。
この斜面はいつも緊張するな。
南竜ヶ馬場への斜面はザラメでチョー快適。
う〜ん、気分最高!
南竜ヶ馬場でシールを貼って…
三角点のある標高2244mのピークに向かって登る。
油坂の頭と赤谷
帰りはあの斜面を滑る。楽しみだ。
2244mのピークから稜線を歩けば、
簡単に油坂の頭に行けると思ったけど…
稜線には雪がない箇所があり、結構てこずる。
さあ、最後の登りだけどシールが水を吸い重い。
山頂到着。
御舎利山の存在感が半端ない。
あれ、別山はどこへ行った。御舎利山の陰に隠れちゃったかな?
う〜ん、いい眺め。ここからの御前峰の眺めは最高だ。
ランチを済ませたら、お楽しみの滑走だ。
最高の斜面じゃん。
へたくそなスキーがうまくなったように感じさせるいい斜面。
まさに僕みたいなヘタッピースキヤー向きの斜面だ。
赤谷にまで滑ったら…
シュプールを眺めながら登り返し。
わ〜、シールが濡れて剥がれる。
こりゃ、トラバースにてこずりそう。
ふ〜、やっと甚之助避難小屋まで戻ってきた。
でもここから地獄が始まる。
縦溝地獄だ〜!
今日は御前峰から南竜ヶ馬場、油坂の頭から赤谷までの滑走は天国。
でも、砂防新道は登りも下りも地獄だった。
天国はいいけど、地獄は嫌。
今シーズンの白山での山スキーはもういいか。