白山 2004年10月7日/晴れ
大白川から室堂へ 紅葉の平瀬道を行く
登山口(6:45)---大倉山避難小屋(8:20)---室堂(9:30)(9:50)---登山口(12:15)


白山

朝4時に目が覚める。空を見上げると、星が瞬いている。急いで準備をし4時20分に出発。早く紅葉が見たくて、気がせく。ところが無情にも、中部縦貫道は白鳥・飛騨清見間が8時まで夜間通行止め。やむを得ず下道を走り、6時30分に白水湖のほとりの駐車場に着く。

登り始めはブナ林。ブナが黄色く色づき始めており、期待に胸が膨らむ。高度を上げると、お気に入りのダケカンバが増え始める。そのダケカンバも黄色い葉を付けたものが目に付く。
ブナ林 ダケカンバ
ダケカンバのそばに赤い物が。真っ赤に色づいたナナカマドだ。今年は色づく前に枯れてしまったナナカマドばかり見ていたので、うれしい。紅葉の向こうに雲のかかった白山山頂が見える。いつも見慣れた白山と違う。御前峰と剣ヶ峰の位置が左右逆だ。


ナナカマド


いつもと感じの違う白山


大倉山は紅葉が見頃。ダケカンバの黄色、ナナカマドや山ウルシの赤い色が素晴らしい。その紅葉に埋もれたように大倉山避難小屋が佇む。名残を惜しみながら、紅葉の大倉山を離れ、高度を上げる。いつの間にか白山山頂の雲が切れている。


ひっそりと佇む大倉山避難小屋


大好きなダケカンバをナナカマドが取り囲む 思わず歓声が...


大倉山周辺


いつの間にか山頂の雲が切れている

室堂は登山者が少なく静か。冷たい風が吹くので、センターの中に。センター内はファンヒーターが入り、暖かい。今日は紅葉を見るのが目的。食事を済ませた後、山頂には登らず室堂を離れる。下りも紅葉を十分堪能し、大白川に戻る。
草紅葉の中を室堂へ 静かな室堂から御前峰を望む