白山東面台地 |
2008年5月3日(土)/快晴 |
平瀬〜白山御前峰(2702m) |
平瀬(2:45)---大白川ダム付近(4:50)---東面台地---御前峰(11:00)(11:35)---大白川ダム付近(13:25)---平瀬(14:15) |
御前峰より
ゴールデンウィ−クは安・近・短の白山に行くのが一番。
今回は平瀬から大白川林道をひたすらMTBを漕ぎ
大白川ダム付近から取り付き、東面台地を経由し、御前峰に至るロングコース。
自慢じゃないが、この30数年で自転車に乗ったのは3回。
大丈夫かな?
仕事を終えて、1時間仮眠した後、家を出る。
ゲート前には2時30分に着く。
MTBを買ったとき、サービスでもらったLEDのランプを点けて出発。
真夜中に行動するのは久しぶりだ。
以前MTBに乗ったとき、一生懸命漕いだため、脚がパンパンになった。
今回は3時間ぐらいかけてのんびり行くつもりだったが、
つい頑張りすぎて、取り付き地点に着いたときは、またもや脚がパンパン。
パンパンに張った脚を引きずって取り付き地点を見に行くと、
なんじゃ、こりゃ。もう帰ろうかな。
何とか取り付き地点を這い上がり、
尾根に出て藪を漕ぐが一向に雪は出てこない。
ふと谷を見下ろすと、雪があるじゃないか。
慌てて転げるようにして谷に下りる。
ブナ林はかなり雪が融けている。
帰りのスキーは気をつけなければ。
1600mを過ぎた辺りからブナよりダケカンバが目立つようになる。
脚がだるい。脚が重い。
おっ、いい斜面だ。
でも、縦溝ができている。
振り返ると、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスが見える。
最初は、GPSのルート通りに谷筋を歩いていたのだが、
面倒くさくなって尾根上に出る。
これが失敗。
次々と急斜面が現れる。
この辺で休憩を取った方がいいのだが、
歩き出すと止まらない。悪い癖だ。
げっ、あの斜面を鞍部に向かって登るのか。
左の谷を詰めた方が楽そうに見える。
東面台地を振り返る。
後方には三方崩山、さらにその後方には北アルプスが望める。
う〜ん、いいところだ。
もう山頂に行くのをやめ、
ここでビールを飲んで昼寝でもしようかな。
う〜ん、辛い。
何度キックターンを繰り返しても、鞍部に着かない。
鞍部に着いた後も、
山頂へのルート取りをミスし、山頂に着いたときは脚は棒。
さあ、滑降に備え、昼ごはんを食べながら脚を休めよう。
しまった。
山頂からドロップインするつもりだったのに、
他の人のトレースに惑わされて左の方からドロップインしてしまった。
ま、いいか。
ここからがお楽しみ。
東面台地に向かって、登って来た急斜面を滑り降りる。
滑り出し最高。
急斜面だと、ローテーションする癖があるので、気をつけねば。
ほんの一瞬の快感。
楽しかった。
さあ、この辺でビール、ビール。
うま〜い。
大白川林道ゲート
帰りは注意していたのに、
途中で雪が切れ、登り返し。
最後は谷を滑り過ぎ、ひどい藪漕ぎを強いられた。
今回はルート取りのミスが多く、かなり時間をロスした。
こういう長いコースはもっとルートをしっかり確認しておくべきだった。
でも、無事帰ってきたので、よしとしよう。