白山別当谷 2008年5月4日(日)/快晴
黒ボコ岩から別当谷へ
市ノ瀬(5:30)---別当出合(6:45)---甚ノ助避難小屋(9:05)(9:25)---黒ボコ岩(10:30)(10:55)---1900m(11:15)(11:45)---別当出合(12:50)---市ノ瀬(14:15)


白山

ゴールデンウィーク後半2日目は
kyuちゃんたちのいる立山に行くつもりだった。
東面台地から戻ってきて、ビールを飲んでいると、kyuちゃんから携帯に電話。
睡眠不足と疲れを理由に不本意ながらキャンセル。
でも、今朝3時30分に目が覚めると、疲れが取れている。
今から立山に行こうか考えるが、居眠り運転が心配。
今日も近場の白山にしておこう。



MTBは車に残したまま市ノ瀬から林道を歩く。
あわよくば湯ノ谷を滑って釈迦岳経由で戻ろうと思っていたからだ。
8日前来た時には別当出合には雪が残っていたのだが、ほとんど消えている。



中飯場からスキーを履く。



今日もいい天気だ。
昨日東面台地で会った人は3人、
今日は多くの登山者やスキーヤーに出会う。



ピッチが上がらない。
いつもは抜かれることはめったにないのだが、
今日は2人のスキーヤーと外人ボーダー1人に抜かれた。
疲れが残っていて、思うように足が上がらない。
このままでは湯ノ谷どころか山頂も怪しい。
軟弱スキーヤなので、すぐ変更。
黒ボコ岩まで行って、別当谷を滑って来よう。
この時期、別当谷は下まで滑れない。
適当なところで尾根に上がらないと駄目なので、
別当谷を覗き、尾根に上がれそうなポイントを確認する。



いつもより30分遅く甚ノ助避難小屋に到着。
多くの登山者が休憩する避難小屋から少し離れて休憩。
黒ボコ岩までだから、たっぷり休憩を取ろう。



ほとんどの登山者は
甚ノ助避難小屋からエコーライン上部に直登し、弥陀ヶ原を目指す。
黒ボコ岩を目指す人は少ない。
避難小屋から少しトラバースし、谷に出て、谷を詰める。
斜度は緩いが、この谷も滑ったら楽しそう。



黒ボコ岩に行くにはこの急斜面を登らなければならない。
左には夏道の十二曲がりの一部が見えている。



辛いキックターンを終え、黒ボコ岩到着。
別山を眺めながらしばらく足を休める。


別当谷上部

少し観光新道よりドロップイン。
ちょうどいい斜度だ。



上部は石も少なく気持ちよく滑れた。



のどが見えてくると、あちこちに小石が散見。



のどはデブリ。
その先に登って来る時に確認しておいた、尾根に上がるポイントが見えて来た。



もう少し滑れないかと下を覗くと、
デブリで黒々としている。



登り返しは、思ったより簡単。
シールを貼らずに尾根に上がることができた。



赤兎山・大長山を眺めながら昼食。
ああ、今日も冷たいビールがおいしい。



まだ時間が早いので、別当出合は閑散。



重いスキーを担いで林道を歩いていると、
ウサギ君と目が合った。しばらくにらめっこ。
デジカメを取り出すと、下に向かって逃げ出した。
ところが下から登山者。
ウサギ君ピンチ!上下から挟まれた。
君の力ではその石垣は上がれないよ。
さあ、どうする?