法恩寺山 2004年2月10日
1356.7m
ジャムスキー場(8:15)---山頂(10:00)(10:45)---ジャム駐車場(11:05)


スキージャムと法恩寺山

昨日、関西学院大生が全員無事救助された。その救助シーンをテレビで見ていた両親に「雪山に言ってきます」とは言いにくい。それでスキー場へ行くと出かける。

スキージャムのゲレンデを利用して法恩寺山に登るのだ。これなら安全。標高差は750mほどで、結構ある。
ゲレンデ左隅を登る。慣れたとはいえ、リフトに乗った人たちの目が気になるので、ゲレンデを離れ、林道コースに入る。

林道コースはゲレンデのアナウンスも聞こえないほど静かだ。やがて越前甲や取立山が見え始める。しばらく取立山の稜線を見ながら歩く。関学大生も今日のような快晴の日にあの稜線を歩き、大長山、赤兎山へと向かっていれば、遭難などということはなかっただろうに。
越前甲 取立山
再びゲレンデに出る。銀杏峰と部子山がゲレンデの向こうに見える。若い人たちがスノボーを楽しんでいる。彼らのすべりはバランスがよく、きびきびしていて、見ていて気持ちがいい。

法恩寺山直下までリフトがきている。リフト終点から山頂まではラッセルだ。靴1足分ほど沈む。
銀杏峰と部子山
山頂は360度のパノラマ。目の前には経ヶ岳の雄姿。眼下には大野盆地が広がる。樹木が雪の下に埋まっているため、いつもは見えない我が家も見える。

遭難騒ぎのあった大長山山頂付近にはヘリが1機飛び、雪煙を上げている。後処理のヘリだろうか、それともマスコミのヘリだろうか。

先に登られていた方は、大野の方で、大野の山岳会は高齢化が進んでいて困っていると嘆いておられた。

ジャムのゲレンデは滑りやすいコースが多く、20分ほどで駐車場に着いた。
大長山と白山