三国岳より

新潟が梅雨明けしそうなので、久しぶりに遠出。
行先は新潟、福島、山形３県に跨る飯豊山。
登山口の御沢キャンプ場は我が家から約４６５ｋｍ。
今回も下道をトロトロ走り、深夜１２時頃到着。
行動は明るくなってからということで仮眠をとるが、
２時頃、隣に駐車した車のエンジン音で目が覚めてしまった。
う〜ん、目が冴えちまった。、出発するか。
急いで準備して、いざ出発。
あれ？ヘッドランプがつかない。充電したはずなのに。
仕方がない。懐中電灯で足元を照らして歩こう。



ブナ林の登山道は歩きやすい。
しかし蒸し暑くてすぐ汗が噴き出る。
時間はたっぷりある。抑えて歩こう。
時々福島側の山々が見える。
そろそろ日の出の時間かな？



おっ、日の出が始まった。
この日の出が拝めるのは
駐車場で隣に車を停めてくれたドライバーのおかげだね。



これから向かう三国岳が赤く染まる。



三国岳に向かって登り始めると、山形県側の雲海が望めるようになる。



剣ヶ峰から先は岩稜。
たいした岩稜ではなさそうだが、岩稜は苦手。
慎重にいこう。



登ってきた尾根を振り返る。



三国岳に到着。
おなか空いた〜。朝飯だ。
朝食を済ませた後、
大日岳から飯豊山の稜線を眺めながら、
三国小屋のご主人としばらくお話をする。
今年の夏は天気が悪く、夜はかなり寒いとか。



三国小屋を後にする。



登山道脇にはミヤマママコナが咲き乱れる。



結構アップダウンがある。



おお、いい眺めじゃん。
中央ピークの左が飯豊山山頂。



わ〜お、シラネアオイだ。
まさか見られると思っていなかったので、うれしい！



切合が目の前。
ふ〜、山頂まではまだかなりあるな。



あれ、ガスがかかってきた。
山頂(左)に着くまでガスがかかってほしくないな。



最後の急登。標高差２５０ｍほどかな。



団体さん登高中。



ひ〜、やっと急登を登り切った。
でも山頂は…



まだ少し先。



山頂到着。
左に飯豊連峰最高峰大日岳、右に烏帽子岳。
大日岳までなら往復できそうだけど…
駄目、駄目、帰りに疲れて居眠り運転をしたら大変だ。



眼下に宝珠山、後方雲海に浮かぶのは朝日連峰。



大分ガスが上昇してきた。
帰りは花を眺めながらのんびり下ろう。



イイデリンドウ



あっという間にガスが覆う。



ここのヨツバシオガマは色が濃いいな。



オヤマノエンドウ



チングルマ



下山は暑さを覚悟していたが、ガスのおかげで涼しい。



シラネアオイてんこ盛り。



わ〜、ガスが追っかけてきている。



岩稜までガスで覆われだした。
ストックをしまい、三点確保で慎重に下ろう。



樹林帯の下りになったら暑〜い。
下れば下るほど暑くなり、汗が止まらない。
上はあんなに涼しかったのに。