浄法寺・丈競山 2004年11月10日/晴れ
1052.8m・1045m/心地よい稜線歩き
登山口(7:15)---浄法寺山(8:50)---丈競山(9:20)(9:50)---浄法寺山(10:20)---登山口(11:50)


丈競山
登山口近くの清水小場で水を飲み、登山道に入る。冠岳までは急登が続く。いつもは息を喘がせながら、30分ほどで登るのだが、今日は紅葉を愛でたり、福井の町を見下ろしたりしながら、ゆっくり登る。

冠岳から旅行村を見下ろした後、浄法寺山頂に向かう。風が強く、木にわずかに残った葉を吹き飛ばす。頭の上を葉が舞い、足元に落ちる。ブナ林の中の登山道を落ち葉を踏みしめ進む。やがて展望台のある浄法寺山頂に着く。

展望台に登り、勝山方面を見下ろす。九頭龍川が日を浴びてキラキラ輝いている。その上流、左側には経ヶ岳、右側には荒島岳が聳える。


冠岳より

浄法寺山から南丈競山までは白山を眺めながらの快適な稜線歩き。この稜線歩きが好きだと言う人は多い。笹がかなり伸びている。今日はカラカラに乾燥しており、朝露に濡れる心配はない。

30分ほどで丈競山山頂に着く。風が強いので、避難小屋に入り、休憩を取る。備え付けのノートに書き込みをしたり、2階の窓から富士写ヶ岳の写真を撮ったりした後、浄法寺山に戻る。

浄法寺山の展望台で山座同定を楽しんでいると、裸足のおじいさんが「こんちは」と言って、早足で丈競山に向かう。裸足で山に登る人がいるとは聞いていたが、初めてお目にかかった。

狂い咲きの花や色づいた葉の写真を撮りながら、冠岳の分岐まで来る。登山口へは紅葉を楽しみながら関谷コースを下って来た。
浄法寺山山頂 南丈競山山頂


浄法寺山





関谷コースの下りから、旅行村にかけてはまだ紅葉が楽しめる。しし岩の岩場を慎重に下る。黒岩や冠岳を見上げながら登山口に向かう。清水小場でおいしい水をたっぷり飲んで車のところに戻る。
関谷コースへ しし岩
黒岩 冠岳を見上げる