越前甲 2004年1月18日
1319.6m
神社(7:35)---大日峠(9:10)---山頂(11:20)(12:00)---神社(1:15)


白山

神社から少し行ったところで除雪は終わり。道路脇に数台車が止められるよう除雪されている。

フリートレックを履き、昨日のらしいワカンの跡に沿って歩き出す。夏の駐車場から奥太山林道に入る。高度を上げると、岩壁と山頂方面が見えてくる。少し行ってから、林道を離れ、左の斜面を登る。
越前甲 林道から杉林へ
杉林をジグザグに登ると、岩壁が正面に見える広々とした所に出る。このあたりは春にカタクリの花が咲き乱れるところだ。あまり気持ちがいいので、あちこち歩き回ってしまった。

斜面を登り、大日峠からの稜線に着く。奥越の山々、勝山の町が見渡せる。ワカンはここで引き返している。
岩壁 大日峠
石川県側の斜面をキックターンを繰り返し登る。高度を上げるにつれて、キックターンが辛くなる。木の枝をつかんで何とか稜線に逃れる。

しばらく稜線に沿って登るが、岩のところで滑落しそうになり、慌ててフリートレックを脱ぐ。
つぼ足ラッセルでしばらく登るが、膝上まで沈む。傾斜のゆるいところで10分ほど休憩を取る。

休憩後ブナ林の斜面を登り、再び稜線に戻る。雪庇のある稜線だ。狭い稜線を過ぎると、山頂まで一直線だ。
ブナ 稜線
山頂は360度の大展望。今日は視界がよく効く。白山を始め、奥越の山々はもちろん遠く丹後半島や比良山系の山が見える。大日山は、稜線をたどれば、今にも着けそうなところにある。

勝山、大野市を見下ろしながら、食事を取る。大野市の奥の方に能郷白山が見える。

12時のサイレンと同時に滑降開始。狭い尾根は横滑りで滑り、ブナ林から石川県側を滑り降りる。快適に滑り降りたが、大日峠からかなり離れてしまった。

大日峠に戻り、また滑降を始めるが、雪がゆるんできているせいかあまり滑らない。車のところには1時間15分で着く。のぼりは3時間45分もかかったのに。
大日山 勝山市と大野市