越前甲

氷点下の朝、家の前の雪面を踏むと放射冷却でガチガチ。
こんな日に山に行ったら、ヘタッピースキーヤの僕は滑落するのが落ち。
でも、せっかくの晴天だから、
どこか陽当たりのいい南斜面でスノートレッキングを楽しんでこよう。
８時５０分に家を出発。
車の温度計は―１℃を表示。
昨日、車内で飲み残したペットボトルのお茶が氷っている。



陽当たりのいい南斜面と言えば、すぐ越前甲が頭に浮かんだ。
今日は神社から登ってみよう。



立派な神社だ。



神社裏の甲登山口は平日なのに、結構混んでいる。



今年は初めてクトーを装着。



送電線鉄塔の下に来ると、目の前に越前甲が姿を現す。



予定では尾根を登るつもりじゃなかったんだよな。



眼下のあの緩やかな斜面を歩くつもりだったんだけどな。



ここを下れば、行けるか。



ま、いいや。



この尾根も悪くない。



遠くに銀杏峰と部子山。



よいしょ、よいしょ。
あれ？甲から遠ざかってるじゃん。



尾根が広くなってきた。



スキー向きのいい斜面があるじゃないの。



斜度が急になって来た。



雪が緩んできて、谷側の板がずれる。



左に法恩寺山と経ヶ岳、中央に荒島岳。



尾根に合流する直前は結構急で…



キックターンにてこずる。



尾根に合流。
この尾根は新道から延びている尾根だ。



合流した尾根を登って…



９１０ｍのピークに着くとこの光景。
北面から眺める越前甲とは一味違った越前甲だ。



白山・別山・三ノ峰・大長山・赤兎山



大長山・赤兎山・法恩寺山・経ヶ岳



さあ、シールを剥がして…



滑降開始。



滑り出しは結構急！



尾根を滑ってもよし、谷を滑ってもよし…



なかなか楽しいルートだ。



う〜ん、楽しかった。
甲周辺は探せば、
スキー向きのいい斜面がまだまだたくさんありそうだ。

ＧＰＳ軌跡