小蓮華山・金山沢2010年5月2日(日)/快晴
猿倉(4:50)---金山沢出合(5:20)---稜線(8:50)---小蓮華山(9:25)(9:50)---金山沢出合(10:40)---猿倉(10:55)


金山沢

家を12時20分出発、猿倉には4時30分到着。
随分通いなれた白馬だけど、は〜、やっぱり遠いや。
さて、今日は金山沢を登り、小蓮華山を目指す。
どのくらい時間が掛かるか見当がつかないので、
すぐ準備をして4時50分に猿倉を出る。



金山沢出合、雪はたっぷりある。



白馬が、朝日を浴びて綺麗だ。



金山沢はデブリやスキーのトレースで荒れ放題。
今はガリガリだが、南面なので、雪の緩むのは早い。
緩んだら、この荒れ放題の斜面を滑るのは辛いだろうな。



振り返ると、いつの間にか小日向山が目の高さの位置に…。



右に目を移せば、白馬鑓ヶ岳が見えるはずだが…。
あら、残念。雲がかかっている。



そろそろスキーにクトーを装着した方がいいのだが。
ええい、面倒くさい、このまま行っちゃえ。



1900m、かなり傾斜がきつくなってきたので、
早目にスキーを担ぐことにした。
ところが、ツボ足で歩き始めたとたん、足が沈む。
昨日、里では雨が降ったが、山は雪だったようだ。
パリ、パリと最中雪の表面を割りながら登る。
ひ〜、稜線までが遠いよ。



船越ノ頭と白馬乗鞍が目の前。
船越ノ頭に向かって登っている人が見える。



やっと、稜線鞍部に到着。
さあ、スキーを降ろして、シール歩行だ。



やはりスキー登行は楽だ。
重いスキーから解放されてルンルン気分。
ああ、雪倉岳が綺麗だ。



おっ、小蓮華山が目の前だ。



山頂から白馬岳と杓子岳を望む。いい眺めだ。



眼下に白馬沢。
ここから滑れば、一気に猿倉に着くが、
ドロップポイント付近は傾斜50度を越える。
とても、とても滑る度胸も技量もない。



へたっぴ〜スキーヤーは
無難に稜線鞍部まで戻ろう。



稜線鞍部から台地までは傾斜35度ほど。
これならなんとか滑れそう。



最中雪に足を取られ滑りにくかったが、
なんとか台地まで滑り降りてきた。
さあ、ここから金山沢だ。



ここからは雪が緩んで、重い湿雪。
重い湿雪に加え、
デブリとスキーのトレースだらけで、
滑りは悪戦苦闘。



下部でやっとザラメが楽しめたと思ったら、
もう金山沢出合だ。
大雪渓を見上げると、
葱平下部の急坂に豆粒のような人がびっしり張り付いている。



駐車場に戻って時計を見ると、11時。
一瞬時計が狂ったのかと思った。
う〜ん、もう少しのんびりしてくればよかったかな。
ま、いいか。
帰りの高速が混む前に早く帰ろう。

GPS軌跡

赤---登り   青---滑降