毛勝山阿部木谷・毛勝谷2019年5月27日(月)/晴れ |
片貝山荘(5:45)---大明神沢出合(7:35)---ナワタケ谷出合(8:30)---毛勝本谷出合(9:45)(10:15)---ボーサマのコル(11:30)---山頂(11:45)(12:15)---ボーサマのコル(12:20)---板菱(13:10)---片貝山荘(14:05) |
釜谷山・猫又山・剱岳
昨日は市民体育大会の応援。
たった半日なのに疲れ、家に戻ると爆睡。
目が覚めると、トランプ大統領が朝乃山に「アメリカ合衆国大統領杯」を授与していた。
しまった、1時30分から反省会だったのに…。
もう遅いや、もっと寝ようと2度寝。
次に目が覚めた時は1時30分…ん?いつの1時30分?
え〜、12時間近くも眠っていたのか。
これは昨日の応援の疲れというよりも頻繁に山スキーに出かけ疲れが累積していたのかも。
たっぷり寝て疲れも取れたし、
さあ、今日も元気に山スキーに出かけよう。
今日はずっとペンディングのままの毛勝山だ。
片貝山荘奥の僧ヶ岳登山口に車を止め、スキーを担ぎ林道をえっちらおっちら。
最終堰堤を超えると…
やっと雪が出てきたけど…
すげ〜デブリだ。
この辺からシール歩行にしよう。
あれが大明神沢かな?
大明神沢出合で左にカーブし毛勝谷に入る。
お〜!ヘタッピースキーヤー大好物の緩斜面だ。
帰りの滑走が楽しみ。
ナワタケ谷出合までは順調にシール歩行。
ところがボーサマ谷に入ると…
徐々に斜度が増し、クトーをしていてもスリップするようになってきた。
何度もスリップを繰り返すようになったので、
そろそろシートラにしようと思った瞬間、スリップしこけた。
最近、このパターンが多いな。
兼用靴にアイゼンを装着し、再登。
ところが、すぐアイゼンが外れる。
よく見ると、左右逆じゃん。おバカさんだね。
左右入れ替えて装着。
さあ、出発だ…あれ?また外れる。何で?
しばしアイゼンとにらめっこ。
分かった!もう本当にWおバカさんだ。
いつもはワンタッチアイゼンなのだが、
今日の兼用靴はコバがないためワンタッチアイゼンが使えず、
新しく買ったアイゼンを持って来たんだ。
ちゃんと前に紐を通し、よし、これでOK!
30分ほどロスしたが、時間はたっぷりある。
アイゼンはめったに使わないので、慎重に行こう。
よいしょ、よいしょ。
近いようで遠いな、ボーサマのコルは。
今日は何と雷鳥君に抜かれてしまった。
ちょっと振り返ると…
げっ、急斜面じゃん。ヘタッピースキーヤー向きじゃねえな、この斜面は。
藪をかき分けてボーサマのコルへ。
わ〜お、劔だ。
とりあえず山頂へ。
げっ、山頂から毛勝谷本谷へシュプール。
ヘタッピースキヤーならビビって踏みだした途端滑落だな。
山頂到着。
わっ、結構時間がかかったな。
う〜ん、いい眺め。
白馬岳(左端)から鹿島槍ヶ岳(右端)まで一望だ。
これだけ錚々たる山がそろっていると、
先日登った杓子岳と鑓ヶ岳が目立たね〜。
ちなみに白馬の右横に杓子岳と鑓ヶ岳が見えている。
毛勝谷・阿部木谷
中央に見えるのがボーサマ谷。
あの斜面を滑るのか。
よっしゃ、滑るぞ。
雪が緩んでいるので、
急斜面の割にヘタッピースキーヤーでも楽しく滑れた。
この辺はちょっと荒れてるけど…
この時期これだけ滑れれば御の字だ。
圧巻はナワタケ谷出合からの緩斜面。
いつもならこのあたりは雪質が悪いらしいが、
今シーズンはグッドコンディション。
ヘタッピースキーヤーは楽しくて楽しくて…笑いが止まんね〜。
おっ、かなり荒れてきたぞ。石を踏まないよう気をつけなくっちゃ。
デブリに遮られたところで、滑走終了。
あ〜あ、お楽しみは終わっちゃった。
帰りの林道を大杉や…
桂の大木の写真を撮りながらテクテク。
車の駐車地点に着くと、突然北電からのアナウンス。
何を言っているのかよく聞き取れない。ま、いいや。
車で林道を下ってゲートに着くと、最近熊3頭出没の表示。
もしかして、あのアナウンスはこのことだったのかな?
熊さんには会えなかったけど、今日も雷鳥君に出会ったよ。