北ノ俣岳寺地山/2011年5月15日(日)/晴れ
飛越トンネル(4:45)---寺地山(7:10)---避難小屋(7:50)---山頂(9:25)(10:00)---寺地山(10:50)---飛越トンネル(12:35)


北ノ俣岳西斜面

最近の大雨で谷筋は怖いので、
今日は安全な尾根筋で山スキーを楽しもう。
行き先は北ノ俣岳。
飛越トンネルから北ノ俣岳へは、
以前、夏に黒部五郎岳日帰りしたときに歩いている。



林道がまだ通行止ではないかと心配したが、
通行止の看板はあっても柵はなく、登山口まで入れた。



夏道をスキーを担いで稜線に出る。
送電線下辺りから雪が繋がりシール歩行開始。



分岐から寺地山までは針葉樹の林を行く。
長い樹林帯でアップダウンも多く、
行きも帰りもこのルートで最も辛いところだ。



2、3箇所雪原になっているところがある。
遠くに薬師岳を眺めながら歩くのは気持ちがいい。



北ノ俣岳の大斜面が見え出すと、ようやく寺地山だ。



寺地山からコルへも細かいアップダウンが続く。
コルに下りれば、あとは登りだけだ。
やっとアップダウンから解放される。



まだ雪面はカリカリ、
傾斜が緩いためシールがよく効く。



2450mあたりから中央のハイマツを避けて、
左から回り込み…



稜線に向かう。



稜線に出ると、山頂が目の前だ。



ひ〜、やっと着いた。
雪が緩むまでしばらく山座同定を楽しもう。



黒部五郎岳、右後方に笠ヶ岳



左から水晶岳、鷲羽岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳。
三俣蓮華岳の右後方には槍ヶ岳も望める。



薬師岳



山頂で30分ほど休憩していたが、
まだ上部はぜんぜん緩んでいない。



2400mからやや雪が緩み始め、



緩斜面を一気に滑り降りる。



寺地山からは樹林帯の中を滑る。
アップダウンがあり疲れたが、結構楽しめた。



今日はアップダウンでかなり足を酷使した。
足が痛い、痛い、靴擦れかな?
とにかく早く下りて兼用靴から解放されたいよ〜。

GPS軌跡