小蓮華山 |
2007年4月30日(月)/快晴 |
2768.9m/素晴らしい展望と滑降 |
ロープウェイ終点(9:05)---2670m(13:20)---2340m(13:55)(14:20)---ゴンドラリフト終点(15:15) |
白馬三山を望む
昨夜ペンションでぐっすり眠ったため
昨日の白馬鑓ヶ岳での疲れは全く感じない。
今日は栂池自然園を通り、小蓮華山山頂を目指す。
白馬三山を眺めながらの気持ちのいいトレッキングだ。
振り返って自然園を見下ろす。
昨日途中撤退した白馬鑓ヶ岳を望む。
小日向のコルに差し掛かる辺りに昨日のスキーのトレースが見える。
稜線手前の急斜面下でスキーからアイゼンに履き替える。
そのとき一人のテレマーカが稜線から滑り降りてきて転倒。
雪崩れて雪と一緒に30mほど下に流された。
新雪の量が少なかったため流されたテレマーカーは無事。
流された本人はびっくりしたことだろう。
アイゼンを付けて急斜面を登り始めると、
一組の男女が慎重に滑り降りてくる。
女性はフリートレック、男性のスキーも短い。
もしやと思い、「ちゃたろうさんですか」と大声で呼びかけると、「はい」という返事。
去年も猿倉の駐車場で金山沢に向かうちゃたろうさん夫妻を見かけた。
白馬ではちゃたろうさんと縁があるようだ。
メンバーもアイゼンを付けて慎重に急斜面を登り始める。
このとき今度は船越ノ頭でスキーヤーが転倒。
他のスキーヤーたちが眺める中100mほど流されていた。
こちらも無事。
雪崩れた跡を登るTOKIOさん。
急斜面を無事登り終え、ホッとする。
稜線の向こう側は雪倉岳・朝日岳の山々が連なる。
山頂まで行くと、
リフト最終時間に間に合わない可能性があるので、ここで行動中止。
さあ、シールを剥がして、急斜面の滑降だ。
大丈夫かなあ。
急斜面を滑り始め何度かターンをし、
一旦止まろうとしたら、雪がずれ、一緒に流される。
前にテレマーカーが流されたのを見ていたので、
それほど驚かなかったが、数mほど流されて止まった時はホッとした。
よかった、よかった。
船越ノ頭の雪崩れた跡。
新雪の量が多かったら無事ですまなかったかもしれない。
みんな急斜面を滑り下り大満足。
素晴らしい山々を眺めリラックス。
さあ、リフトに乗り遅れないよう急ごう。
何度も振り返って、自分たちのトレースを眺める。
昨日と比べ雪質はまずまず。
稜線から急斜面の滑降、そしてゴンドラリフト駅までの滑降を
楽しむことができ素晴らしい一日だった。