頚城駒ヶ岳〜海谷渓谷2010年11月7日(日)/晴れ
三峡パーク(6:40)---駒ヶ岳(8:25)(8:35)---鬼ヶ面山(10:00)---海谷分岐(10:30)---海谷渓谷(11:25)---取水口(12:10)(12:20)---三峡パーク(13:10)


海谷渓谷

毎年11月になると南下することにしているのだが、
今日は北の方が天気がいいので、北上したほうがよさそう。
行き先は前々から行きたいと思っていた
「越後の上高地」と呼ばれている海谷高地(渓谷)にしよう。



海谷高地のピストンでは物足りないので、
頚城駒ヶ岳〜鬼ヶ面山〜海谷高地と周回することにした。
登山口には「11月3日以後、梯子撤去」の掲示。
でも、鎖やロープがあるので、平気平気。
高度を上げると日本海と青海黒姫山が見える。



ひ〜、厳しい登りが続く。
振り返ると、
車を停めた三峡パークがもうあんなに下に…。



厳しい登りを終え、ブナの樹林帯へ。
ブナの樹林帯を過ぎ、稜線に出ると、
わっ、雪だ。


駒ヶ岳(西峰)

駒ヶ岳(西峰)でおにぎりを食べた後、一気の下り。
これが滑る、滑る。



おー、いい眺めだ。
右はこれから向かう鬼ヶ面山。
左は、手前から鉢山、昼闇山、焼山、火打山。



このルートの核心、駒ヶ岳(東峰)からの下り。
わ〜、絶壁だよ。



下りる前に後立山連峰を存分に眺めておこう。



ホッ、無事に下りられた。
ここから鬼ヶ面山までが遠い。
行けども、行けども、着かない。



やっと鬼ヶ面山を過ぎ、下りに差し掛かる。
目の前に見えるのは鋸岳。
海谷への分岐は一体どのあたりかな?



鞍部から眺める鬼ヶ面山


阿弥陀山

眼下に海谷が見える。
早くあそこまで下りたいなあ。



雨飾山と眼下に雨飾山荘



やっと分岐に着き、海谷への下り。
これがまた急。
その上、雪があるため、滑る、滑る。



鬼ヶ面山・駒ヶ岳



長い、長い下りもあと少し。
海谷(下流方面)の眺めが素晴らしい。


海谷(上流方面)

着いた、着いた。



左側を見上げると鬼ヶ面山が
天に向かって角を突き上げている。



登山靴を脱いでの渡渉は1回のみ。
水が冷たかったなあ。



流石に紅葉は終盤。
もっと早く来ればよかった。


旗振山

このあたりで初めて人と出会う。
三峡パークから紅葉を見に来たらしい家族だ。



取水口からは渓谷を見下ろしながら
右岸に付けられた道を行く。



左岸に渡って千丈ヶ岳の岩壁を眺めながら三峡パークに向かう。



三峡パークの展望台から海谷方面を望むと
鉢山が正面に見えた。



こちらは同じ展望台から見た千丈ヶ岳の岩壁。
凄い迫力だ。



海谷は姥捨て伝説を題材にした映画「楢山節考」のロケ地とか。
我が家の姥は今頃どうしているかな?
何か土産でも買って帰るか。