雲取山 |
2008年11月2日(日)/晴れ |
2017.1m/奥多摩の最高峰へ |
小袖乗越(5:45)---七ツ石小屋(7:25)---山頂(9:00)(9:30)---三条の湯(10:45)---お祭り(12:45)---鴨沢(13:10)---小袖乗越(13:40) |
雲取山
大峰の釈迦岳にするか奥多摩の雲取山にするか迷ったが、
直前の天気予報を見て雲取山に決める。
前夜10時45分に「相棒」を見ながら家を出る。
登山口のある小袖乗越には4時45分着。
家から370km、長かった。
30分ほど仮眠を取ってから、出発の準備。
杉の植林地を40分ほど歩く。
杉林を過ぎると、紅葉した広葉樹の樹林帯を行く。
登山道はあきれるほど歩きやすい道だ。
稜線が見え出すと、
徐々に勾配がきつくなる。
紅葉を眺めながらゆっくり登る。
立ち止まって後方を振り返ると、富士山も見え出した。
七ツ石小屋を経由してブナ坂へ向かう。
ブナ坂から七ツ石山を望む。
小屋泊まりの人たちがどんどん下りて来る。
本当にこれが登山道かと思うほどの広い道が続く。
カラマツの黄葉が綺麗だ。
富士山や大菩薩嶺を眺めながらの気持ちのいい尾根歩きが続く。
ヘリポートに着くと、
避難小屋のある山頂が見え出した。
あと少しだ。
気持ちのいい石尾根を振り返る。
最後の急登。
あまり急登らしい急登がなかったから、
味わいながらゆっくり登るか。
振り返れば富士山
山頂の手前には新しい立派な避難小屋がある。
山頂からの展望は素晴らしい。
奥多摩の山々はもちろん八ヶ岳・南アルプスなども遠望できる。
丹沢山方面
山頂はやや風が冷たいので、
避難小屋の前に戻って、
丹沢山から富士山、南アルプスまでのパノラマを楽しみながら
軽い食事を済ます。
当初はピストンの予定だったが、
時間はたっぷりあるし、谷の紅葉が綺麗なので、
三条の湯経由で後山林道を下ることにする。
このあたりの山は鹿天国か。
3、4m近づいても逃げやしない。
途中、マウンテンバイクを担いだ人に出会う。
山頂から鴨沢まで1400mのダウンヒルを楽しむそうだ。
あの道だったら快適だろうな。
三条ダルミから三条の湯までにかけては紅葉が見頃。
三条の湯
こういうところに一泊してのんびりできたら、最高だろうな。
後山林道の紅葉本番はこれから。
林道は落石の危険があると言うことで、車は通行止め。
そのため多くの登山者が歩いてやってくる。
林道ゲートには40台ほどの車が止まっていた。
8kmの林道を歩き終え、青梅街道に出る。
青梅街道は行楽客の車で混雑している。
道の端を歩くが、今にも轢かれそうで怖い。
青梅街道を2km歩き、やっと鴨沢到着。
でも、ここからさらに車を停めたところまで1km登らなければならない。
どこかに登山道があるのだろうが、
探すのが面倒で林道を歩いて車のところに戻った。
疲れた!
さあ、家まで370km、
途中で山梨名物ほうとうでも買って、
安全運転で帰ろう。