黒部五郎岳 2006年8月17日(木)/晴れ
2839.6m/黒部の盟主へ
飛越トンネル(0:00)---北ノ俣避難小屋(2:35)(2:50)---北ノ俣岳(4:10)(4:20)---山頂(6:35)(6:45)---北ノ俣岳(9:10)(9:40)---飛越トンネル(12:55)


黒部五郎岳

黒部五郎岳は遠い。飛越トンネルから沿面距離で片道14kmとか。
夜中の12時に飛越トンネルそばの登山口を出発。
北ノ俣避難小屋までは緩やかな登りが続く。
空は満天の星。池塘に映る月が綺麗。
やがて北ノ俣岳の急登にさしかかる。



北ノ俣岳には4時10分着。まだ暗い。
目の前には黒いシルエットの薬師岳。
御来光は稜線のどこからでも見られるだろうと思い、早々に出発。



稜線を歩いているうちに少しずつ明るくなる。
笠ヶ岳後方の朝焼けが綺麗だ。
朝焼けの綺麗な日は天気が崩れるとか。



こちらは白山。雲がかかり始めている。



行く手にサッと朝日が射す。
黒部五郎岳の登りがきつそう。



雲の上から日が昇る。
雲がなければ、水晶岳の上あたりだろう。


五郎のカール

雲がかかり始めており、山頂からは鷲羽岳始め主だった山はほとんど見えない。


北ノ俣岳から続く稜線

風が吹いていて寒いので、北ノ俣岳に引き返すことにする。



チングルマの実



チングルマと薬師岳


ガキの田

北ノ俣岳でビールを飲みながら休憩を取っていたが、
空模様が怪しくなってきたので、急いで下山することにする。
ガキの田から避難小屋にかけては色々な花が咲く。



湿地には珍しい白いリンドウがたくさん咲いていた。



登山口に着き、車に乗り込んだとたん、フロントガラスにポツリと雨粒が。
そしてやがて土砂降りに。
湿地で雨が降り出さなくてよかった。