巻機山 |
2009年4月12日(日)/晴れ |
1967m/井戸尾根滑降 |
清水(6:00)---ニセ巻機山(9:00)---山頂(9:30)(10:05)---ニセ巻機山(10:25)---清水(11:50) |
ニセ巻機山と大斜面
巻機山の登山口のある清水まで我が家から片道420km。
深夜12時30分出発。
久しぶりに真夜中のロングドライブだ。
桜坂駐車場に通じる林道がまだ除雪されていないため、
国道脇に車を駐車し、林道をシール歩行。
最初の関門井戸ノ壁の急斜面に差し掛かる。
げっ、藪だらけだ。
行ける所までスキーで登り、無理となったら、スキーを担ごう。
ひ〜、何とかスキーで登り切った。
井戸尾根に着くと、
ツボ足の先行者が快調な足取りで登っていく。
やはり井戸ノ壁はスキーを担いで登った方がよかったようだ。
ブナの疎林の緩やかな登りが続く。
帰りの滑降が楽しみだが、雪質はグサグサの腐れ雪だ。
ニセ巻機山が格好いい。巻機山本峰はあの向こう。
大斜面を振り返る。
広い緩斜面はスキー場の初心者コースのようだ。
ニセ巻機山山頂から、一旦鞍部に下り、登り返せば…
山頂は目の前だ。
山頂から山座同定を楽しむ。
このまま稜線を歩いていけば、谷川岳まで行けそうだ。
右奥に見えるのは苗場山かな?
こちらは越後三山(八海山・越後駒ヶ岳・中ノ岳)
割引岳と手前ヌクビ沢。
4年前の7月に雪渓の残るヌクビ沢を詰めて巻機山に登った。
今日はそのヌクビ沢を滑るつもりだったのだが…。
登ってくる途中で
サイドからゴロゴロと落石や雪崩が起きているのが見えたので、
ビビって諦めることにした。
さあ、滑るぞ。
ニセ巻機山への登り返しが大変なので、鞍部まで滑ろう。
ニセ巻機山に戻り、山頂を振り返ると、
一人スキーヤーが米子沢源頭部に向かって滑っている。
う〜ん、しまった。
登り返しなど気にせず、もっと面白い斜面を滑ればよかった。
さあ、お楽しみの大斜面だ。
最初は腐った雪につんのめって、滑りにくかったが…
滑っているうちにだんだん慣れてきて、結構楽しめた。
朝、出発地点の国道で出会った若者たちが登っていく。
頑張れよ。
今日スキーヤーは十数人、
人気のエリアなのに意外と少なかった。
6合目の展望台付近からヌクビ沢を望む。
滑りたかったなあ。
ブナの疎林の中の滑りは快適。
藪に苦しんだが、
問題の井戸ノ壁も何とかクリア。
雪質はあまりよくなかったが、
山頂から清水集落まで滑り降りることができた。
魚に例えれば、
頭から尻尾まで頂きました。
ご馳走様でした。
赤---登り 青---滑降