国道360号線除雪終了地点(6:05)---標高1400m(8:55)(9:25)---山頂(11:30)(11:55)---標高1400m(14:00)---北面---国道360号線(14:30)---国道360号線除雪終了地点(15:15) |
猿ヶ馬場山
今日は因縁の籾糠山に登る。
5年前、初めて山スキーで籾糠山に登った時は、
ビンディングの不調で登りも下りも苦労をしいられ、
疲労困憊した記憶だけが残っている。
国道の除雪終了地点から
前回とほぼ同じ時間に出発。
スキーのトレースあり。
昨日のトレースらしく固くてその上を歩くとスリップする。
急斜面はモナカ雪なので…
右に移動しやわらかい雪の上をジグザグ登登。
ふ〜、何とか尾根に到着。
林道出合でしばらくTOKIOさんたちを待つが、
立ち止まっていると寒いので先行することにした。
振り返れば白川郷と三方岩岳。
段差のある尾根。
今日はモナカ雪なので、ここは滑りたくないな。
TOKIOさんたちが追いついてくるまで
ミズナラの大木や…
ブナの木の写真を撮りながらのんびりテクテク。
あっ、お日様が…
お日様に導かれるように展望のいいところに出ると
猿ヶ馬場山が目の前に。
白山から北方稜線も一望。
中々TOKIOさんたち追いついてこないな。
どうしたのかな?
ま、いいや。
1400mのピークまで行って待つことにしよう。
このころからLINEが頻繁に鳴り出す。
TOKIOさんからかと思ったら、訳の分からない業者からだ。
止めてくれ〜。
バッテリーが持たないよ〜。
前方に天生峠。
1400mのピークに登着。
シールを剥がしてTOKIOさんたちを待っていると、
3人組が登って来た。
3人組にTOKIOさんたちのことを聞くと、
林道のあたりで休憩していたとのこと。
トラブった訳ではないらしい。
待ちくたびれて沢に向かって滑降。
シールを貼って…
沢を詰める。
例の業者からLINEが鳴りやまず、
業を煮やしてブロックするが、その後も鳴り続く。
本当にバッテリーが心配になって来た。
先行者のトレースが前回のルートから離れてしまっているのに気づき、
YMAPの地図を頼りに夏道に沿って登ることにする。
これがスキー向きの中々の斜面…帰りはここを滑ろう。
3人組も軌道修正。
3人組に合流、追い抜き先頭に出る。
シラビソのモンスターが現れれば…
そろそろ山頂が見えるはず。
山頂が見えた。
よいしょ、よいしょ。
猿ヶ馬場山
左に人形山、右に金剛堂山
北アルプスと乗鞍岳
前回は5時間ほどで山頂に着いたのに、
6時間近く経ってもTOKIOさんたちが登ってこない。
心配になって下ることにした。
山頂を滑り降りて10分ほどでTOKIOさんたちと合流。
シールを貼って一緒に登り返そうと思ったが…止めた。
それよりも滑りたい。
それで自分の辿って来たトレースを地図で確認しようと思い、
スマホを取りだした途端、LINEが鳴ると同時に電源が落ちた。
この野郎!
仕方がないから、
このままTOKIOさんたちのトレースのある沢を滑ろう。
途中でランチを食べながらTOKIOさんたちを待つが、
まだまだ下りてきそうにないので、
1400mのピークに登り返す。
1400mのピークの北側斜面にTOKIOさんたちのトレースを見つけ、
15分ほど待つとTOKIOさんたちがやって来た。
合流して北斜面へGO!
北斜面はグッドコンディション。
一気に滑り降りて無事に国道に合流。
国道は滑らなくて苦労したが…
それでも3人組より早く着いたのだから
今日のような悪雪の時にはいいルートだ。
今回のGPS軌跡はスマホのバッテリー切れのため
TOKIOさんの軌跡を一部借り修正したもの。