人形山 2005年5月3日(火)/快晴
1726m/静かな山歩きを満喫
林道分岐(6:10)---登山口(7:00)---宮屋敷(8:40)---山頂(9:30)(10:00)---登山口(11:40)---林道分岐(12:50)


人形山

数年来の懸案だった人形山。
今日こそ登るぞと意気込んで家を出る。

林道分岐を左折して、200mほど進むと、土砂崩れ。
車1台通れそうだが、大事をとってバック。
後から来た車はそのまま進んで行く。

分岐に戻って、車を停め、歩き始める。
登山口までは2、3km。時間にして1時間ほどだろう。
ウオーミングアップにちょうどいい。
土砂崩れを起こしていたのはあの一箇所だけ。
後はこんなに立派な林道が続く。
40分ほどで中根山荘に着く。
左奥にこれから登る宮屋敷への尾根が見える。
林道分岐から50分で登山口に。
すぐそばに土砂崩れのところで出会った車が止まっている。
50分の遅れ。よし、追い抜くぞ。
気合だ!気合だ!気合だ!と心の中で叫ぶ。

ところが先行者は準備に手間取ったのか、
登山口から15分ほどで追いつき、追い越してしまった。
気合空回り。



長い杉林の歩きを終えると、右手に人形山が見え始める。
宮屋敷へ向かう尾根には雪がたっぷりある。
スキーを持ってくればよかったと後悔する。



最高の青空



登って来た尾根を振り返る。
スキーで滑ったら快適だろうな。



宮屋敷に着くと、素晴らしい展望が広がる。
剱、立山連峰の眺めを存分に堪能する。


三ヶ辻山

ここからは快適な稜線歩き。
左側に北アルプス・乗鞍岳・御嶽山、前方に人形山を眺めながら、のんびり歩く。


山頂へ

急坂を登りきり、県境稜線分岐で右に折れ、山頂に向かう。


山頂

山頂には方位盤があり、山座同定を楽しむことが出来る。


湯谷

この下あたりに「ひとかた」の雪形が現れるのだろうか。



目を少し左上に転じると、袴腰山と後方に医王山。



さらに左に目をやると笈ヶ岳と大笠山。
大笠山も登りたい山の一つ。あの長い尾根を登るのか。


白山

スーパー林道が通っているのが見える。


三方崩山

この山もまだ登っていない。登っていない山ばかりだ。


猿ヶ馬場山

方位盤では猿ヶ馬場山が標示されていない。
代わりにこの方向に御前岳が標示されているが、どの山だろう。



金剛堂山・左後方には白木峰。後ろに控えるのはもちろん立山連峰を中心とした北アルプス。

贅沢な眺望を十分楽しんだ後、下山にかかる。

素晴らしい山なのに、出会った人は、
登山者一人と熊を撃ちに来た猟師一人の合わせて2人だけ。
おかげで静かな山歩きを満喫できた。

林道は山菜(タラの芽、コシアブラ、山ウドなど)を採りながら、下りて来た。